笠間へ行ったら、「平安うどん」(野菜すいとん)と「お稲荷りさん」 食べてみては??
- 4.0
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
-
-
by Holisunさん(男性)
笠間 クチコミ:21件
笠間市内に入るとすぐギャラリーロードというのがある。 県立陶芸美術館に入るゲートウェイだが、美術館入り口の向かい側に「民芸の里」と言う集合店舗街がある。
ここには各種の民芸店が30店舗近く軒を揃えていて大きな駐車場もあってドライバーにとって格好の休憩所になっている。
この中にある「グランパとグランマのお店」はNPO団体が運営しているものでスタッフは全員60歳以上、わんぱく盛りの元気なシニアがスタッフとして働いている。
ここの料理は言えばおふくろの味、料理のベテランの主婦が知恵を出し合って調理していると聞く。
中でもお薦めは「野菜すいとん」だがどうも名前のイメージが悪い。中高年にとっては「すいとん」は食べたくないものらしい。 戦後の混乱期に食糧難時に毎日すいとんだった苦い経験がよぎるらしい。
ところが、平安時代にさかのぼるとこの「すいとん」が大ご馳走だったのだ。
うどん(饂飩)のルーツをたどると室町時代に中国から渡来したと歴史書には書かれているがとんでもない。
うどんのルーツは平安時代の「すいとん」にまで遡るのだ。 すいとんは贅沢なもてなし料理だからせっかく美味しいこのすいとんを名前変えしてはどうかと再三店主に伝えている。
ぜひ、野菜すいとんは「平安うどん」と名前変えしてほしい。 何だか歴史を感じながら食べる古代うどんの味は格別な気がする。
まずは笠間を訪れたらこの平安うどん(現在の野菜すいとん)を試してみてほしい。私はいつもだし汁を全部飲み干してしまうほど気に入っている。しかも値段が安すぎだ。
そういえば、笠間は稲荷神社が有名で、「稲荷すし」はここから来ている。
せっかくだから平安うどんに稲荷寿司をプラスしてみると良い。 心も満腹にしてくれますよ。 文責:ホリサン
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 一人当たり予算:
- 1,000円未満
- アクセス:
- 3.5
- ギャラリーロードを入ってすぐのところで便利
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- この値段でこれだけのものはどこへ行っても食べられないよ。
- サービス:
- 4.0
- シニア・スタッフがまじめで真剣なのが良い。
- 雰囲気:
- 4.0
- 気軽に声をかけられるのが良く、良く教えてくれます。
- 料理・味:
- 4.0
- すべて安くて、うまいお袋の味でありがたい。
- バリアフリー:
- 4.0
- 特に問題は何もないところです。
- 観光客向け度:
- 4.0
- 旅の思い出にはぜひお薦めの料理です。
クチコミ投稿日:2014/11/05
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する