鳴虎(なきとら)の報恩寺
- 4.0
- 旅行時期:2014/08(約11年前)
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by はまちゃんさん(男性)
今出川・北大路・北野 クチコミ:75件
地下鉄烏丸線の今出川駅から北西に歩いて10分足らずのところにあります。
創建は室町時代と言う浄土宗の古刹で、『鳴虎(なきとら)の報恩寺』と言われています。中国の画人が描いた虎の絵を聚楽第の床へ飾ったところ,夜中に虎の鳴き声が聞こえ、秀吉が一晩中安眠でなかったことから、虎の絵を寺へ戻したことから鳴虎として有名になつたそうです。この虎の絵は寅年の正月三が日に限り公開されます。
境内には、『撞かずの鐘』と言われている除夜の鐘以外は撞かないという重要文化財の梵鐘があります。
撞かなくなった“悲しい伝説”が、鐘楼のそばに明示されていました。これによると百八の煩悩を除滅することを願って撞くのが基準で、その12分の1(9回)、6分の1、4分の1、2分の1に分けて撞くことも有るということを知ると共に、報恩寺が付近の生活に欠かせない時代があったということが良く判りました。
なお、悲しい伝説”の内容については、写真を添付しますので参照下さい。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/10/19
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