病気の平癒に霊験がある
- 4.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by はまちゃんさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:116件
那須与市の墓は、泉涌寺の塔頭の一つである即成院の境内にあります。
那須与市(なすのよいち)は、鎌倉初期の武将で文治元年(1185年)、屋島合戦で70メートル先の海に浮かぶ平家方の小船に付けた扇の的を一射で射落とした弓の名手として知られていますが、屋島合戦以前に、病にかかったとき病気平癒のご利益がある阿弥陀様を祀る即成院で療養したことが縁で、後に剃髪して入信したそうです。
お墓の直ぐ横には、簡素で小さなお堂が建つていて、病気の平癒にご利益があると信仰されているそうです。
なお、境内には那須与市にあやかってか、『願いが的へ』と書かれた縦長の箱の中に子供が遊ぶ“ガチャガチャ”の機械式のおみくじ機があります。200円入れておみくじを授けてもらったところ、おみくじと扇型の紙石鹸の入ったカプセルが出てきました。紙石鹸は願いを込めて手を洗うことで、“手を合わす”ことに通じるとして授けられているそうです。
平安時代に開山されたという歴史を持つお寺も、人手不足なのか現代化なのか判りませんが、ユニークなシステムでとても面白かったです。那須与一に興味を持たれたら、是非、ガチャガチャみくじを授かってみて下さい。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/10/17
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