樹氷で有名なスキー場と温泉が楽しめます。

4.5
旅行時期：2014/09（約11年前）

蔵王温泉クチコミ：1件

蔵王スキー場と聞くと、思い浮かぶのが「スノーモンスター」とも呼ばれる樹氷ですね。
まずは樹氷がどのようにできるかを説明したいと思います。簡単に言うと冷たい水分が樹木に凍りつき、それが大きくなって樹木全体を覆い、動物のモンスターのように大きくなったものといえましょう。特に蔵王の樹氷は地形上からか、一つ一つが大きく広範囲にわたっていますので有名ですね。この樹氷は蔵王山の山頂までロープウエーで行かなければ見ることができません、当然人気がありますからロープウエーに乗るためには、朝一番にチケット売り場にいきます。すぐには乗れません、整理券が渡され、何時ごろと記されていますので、その時間になりましたらチケット売り場で乗車券を購入してやっと乗れるといつた具合ですね。朝一でも整理券に記された時間は１１時ぐらいになるのは、よくありますから、それまではゲレンデでスキーを楽しみましょう。
その前に蔵王スキー場までのアクセスですが、山形駅からバスで約40分ですね。山形新幹線が開通してからは、山形駅まで、首都圏から２時間半と便利になりました。ゲレンデは１４もありまして、蔵王の山全体がスキー場といった感じですね。ゲレンデの一部を紹介しますと、中央ゲレンデ、パラダイスゲレンデ、ダイヤモンドバレー、ユートピアゲレンデ、横倉ゲレンデ等それぞれ分かりやすく名前が付けられスキー場マツプも用意されていますので、友達と迷子にならないようにしましょう。上級者で人気なのが横倉の壁と呼ばれる、斜度３８度の難コースですね。こちらには、足自慢が果敢に滑り降りてきますし、その様子を初心者や中級のスキーヤーが興味げに見ています。いつしか自分もこの壁に挑戦したいという気持ちで見ているのでしょうね。
蔵王スキー場の麓には蔵王温泉街が広がっています。蔵王温泉は歴史のある温泉で、1900年も前から温泉地として栄えていました。こちらの温泉街には、温泉旅館やペンション風の宿など、沢山の宿泊施設があります。また、温泉街には上湯、下湯、川原湯と三件の共同浴場がありまして、近い箇所に三件ありますので、共同浴場めぐりで冷えた体を温めましょう。こちらの麓の飲食店には、くしにさした、しょうゆ味で熱く味付けた丸いこんにゃく玉が名物ですね。寒い日にはその温かさが体にしみますよ。
蔵王スキー場は温泉とスキーと樹氷の楽しめる観光名所ですね。