親鸞聖人の布教原点、西念寺は圧巻
- 3.5
- 旅行時期:2014/09(約10年前)
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by Holisunさん(男性)
笠間 クチコミ:21件
親鸞聖人と言えば日本の仏教の歩みを語るとき、浄土真宗の創始者であり、その布教に障害を捧げた仏僧としてあまりにも有名であることはご存じのとおりです。
その親鸞聖人が40歳代から20年間を過ごし、布教を開始する建立したのがここ西念寺で、物の道理や自分を見つめたくなったら訪れ、ゆっくりと過ごしたいところだ。
西念寺は「稲田御坊」の名前で親しまれている浄土真宗発祥の地で大変意義あるところです。
親鸞聖人はこの地を拠点に約20年お住まいになり、家族とともに最も安らかな時を持ったと思われます。
『教行信証』のご執筆と関東布教を進められた「稲田(の)草庵」のある地を笠間人でなくても誇りたいところではないでしょうか?
この地に親鸞聖人を招き入れ、入信した稲田頼重は、厚く仏教に帰依した初代笠間城主の笠間時朝の叔父に当たる人物です。
茅葺きの山門は室町初期頃の建立で、境内には御頂骨堂・太子堂・太鼓堂・見返り橋など多くの見所があります。本尊の阿弥陀如来像は宇都宮氏断絶(1597)の際に城内より搬出し寄贈されたもので、『唐本一切経』は県指定文化財です。
⁂注、稲田駅南側には、親鸞を支えた玉日姫の廟もあります。 探してみてはいかがですか? 訪れたいところナンバーワンですよ。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/09/02
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