白鷺城の美しい姿再び
- 3.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by amaroさん(男性)
姫路 クチコミ:34件
改修工事の覆いが取れたばかりの姫路城に行ってきました。実に30年ぶり。白壁の美しい姿は相変わらずでした。今回は屋根瓦の間に漆喰を塗られたことで、さらに白さを増しています。工事はまだ中途のため入場できるのは西の丸の長ーい長ーい廊下だけ。天守閣に入れるのは2015年の3月27日までお預けです。ところで、この30年多くの城を見てきて、特に江戸城(皇居東御苑)と江戸城西の丸(よーするに現在の皇居)の圧倒的な迫力(といっても門と石垣しか残ってませんけど)の前に、姫路城にはちょっと違うイメージを持ってしまいました。つまりは中級貴族(大名)の背伸びです。黒田官兵衛の後を継いであれだけの城を作り上げたのは52万石の池田輝様でした。確かに白鷺城と称される外観は美しい。だけど、江戸城の巨大さから比べると門や堀などとても貧弱に感じるのです。軍事拠点と言う意味では、加藤清正の熊本城には劣るような気がしてなりません。ところで、その後の城主は本多、榊原、酒井など徳川譜代、よーするに高級官僚たちです。西国を監視する需要拠点であり、時に攻め上がる西国勢をここで阻止しなければいけない立場なのです。こんなやわな城をどう思ったか、聞いてみたい気がします。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2014/07/05
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