歴史の重みを感じる
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約10年前)
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by はまちゃんさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:116件
京阪電車の祇園四条駅から歩いて10分足らず、祇園甲部歌舞練場の東(裏側)、万寿小路沿いに鎮座されています。
保元元年(1156年)、 保元の乱に破れ讃岐の国に流された崇徳天皇(第75代)は、血書をもって京都への御還幸を願われたが、聞き入れられず、46歳で崩御されました。
この御陵は天皇の霊を慰めるために塚を築いたもで、この頃、京では異変が相次ぎ、崇徳上皇の祟りと恐れられたため、御影を祀る御影堂や粟田宮を建てて慰霊に努めたが、水害や火事などで荒廃・廃絶し、この地のみが上皇を偲ぶ御廟となっているそうです。
普段は一般の立ち入りが出来ない御廟ですが、毎月二十一日に、白峯神宮の神職が奉仕して崇徳天皇御廟祭が斎行されています。
今回は、御廟の前に立ち、説明板(御由緒)を見ただけですが、京都の奥深い歴史を感じることが出来ました。祇園花見小路はたくさんの観光客で賑わっていましたが、ここまで足を運ぶ人はほとんどおられません。祇園花見小路まで行かれたら、是非、御廟を訪ねて歴史の重みを感じてください。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/10
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