米軍艦を攻撃するための秘密兵器壕
- 4.0
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
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by はまちゃんさん(男性)
慶良間諸島 クチコミ:41件
「特攻艇秘匿壕」は、渡嘉志久集落を縦断する道路脇にあり、渡嘉志久ビーチのすぐ前に看板があるのでそれを目安に探せばすぐに見つかります。
壕は入口の高さ2.30m、幅3.00mで奥行きが12.2mほどの洞窟で、沖縄戦における旧日本軍「特攻艇」の秘匿壕です。
現地にある説明版には次のように書かれていました。
【特攻艇秘匿壕 村指定戦争遺跡】
この洞窟は沖縄戦における旧日本軍「海上特攻艇」の秘匿格納壕である。この壕は、黒色千枚岩の堅い岩石をくりぬいて構築されているが、壕の掘削には主に朝鮮人軍夫があたり、島の女子青年が協力したと伝えられている。特攻艇は「マルレ」と呼ばれ、ベニヤ板製で船幅1.8米、艇長5.6米、重量1,200kgの半滑送型ボートで、120?の爆雷2個を登載し、米軍艦艇を特攻攻撃するための秘密兵器であった。当時、渡嘉敷島には赤松嘉次大尉率いる「海上艇進戦隊第三戦隊」(特攻艇100隻、人員540人余)が配備されていた。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/06/02
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