ミナミの中心地の雑踏にひっそりと…
- 3.0
- 旅行時期:2014/04(約12年前)
-
-
by すぶたさん(女性)
ミナミ(難波・天王寺) クチコミ:345件
ミナミのグリコのネオンから、かに道楽のうごくカニの大看板へと歩きます。
この辺りは国内外から観光客が詰めかける場所です。
しかし、ここの「竹本座跡」の石碑があるのを知っている人は少ないと思います。
竹本義太夫が1684年に、この地で興行を始めました。
そしてこの劇場は「竹本座」と呼ばれました。
義太夫は浄瑠璃作者の近松門左衛門と提携して、
新しい魅力に溢れた作品を数多く上演しました。
中でも、1番有名なのは『曽根崎心中』です。
物語の最後を「未来成仏疑ひなき恋の。手本となりにけり」と結びます。
近松没後も『仮名手本忠臣蔵』などの現代まで上演される演目の多くが、
ここ竹本座で初演されました。
そのことからも、人形浄瑠璃文楽の歴史が始まった場所であるといえます。
現代では芝居小屋などなくなり、映画館もなくなったこの辺り。
なんともつまらなくなったものです。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- いつ行っても混雑している
- 見ごたえ:
- 1.0
クチコミ投稿日:2014/04/13
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する