厳しさと、なごやかさと・・・見ごたえのある裸参りと、夜店がたくさん出ていて楽しい大崎八幡宮のどんと祭
- 5.0
- 旅行時期:2014/01(約12年前)
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by こあひるさん(女性)
仙台 クチコミ:9件
毎年、小正月(1月15日)に行われる、正月送りの行事。
日没頃から御神火が焚かれ始め、松飾りや門松などを焚き上げる人々が集まってくる。御神火にあたると、一年間無病息災で過ごせるといわれている。
ほかの多くの神社でも正月送りのどんと焼きは行われるが、大崎八幡宮のどんと祭では、御神火を目指して、さらしを巻いた上半身裸の男たちと、白い法被を着た女たち数千人が、市内各所から参拝しにやってくる。
地元の企業や大学、医療機関などから、いくつものグループを作って、白い鉢巻と白いさらしを巻き、手に提灯や鐘をもち、徒歩で大崎八幡宮まで行進してくる。境内では、私語を慎むための含み紙という白い紙を口にはさみ、練り歩き、本殿に参拝し、御神火にあたる。どんどんやってくる裸参りの人々の行列は、見ごたえがある。
中でも、裸参り保存会の人たちの行列は、びしっと張りつめた厳粛なオーラを放っている。企業や大学生などの参拝者たちは、寒い中で大変な思いをしながらも、イベントとして楽しんでいる様子もあってちょっと微笑ましい。
参道には、たくさんの露店が並び、地元のおいしそうな飲食物も販売されている。
大崎八幡宮直営テントでの甘酒がとてもおいしいのでお薦め。
バス便は、臨時便を含めて、5~10分おきくらいにあるが、22時少し前まで。どんと祭直前になると、臨時便の案内が、仙台市バスのHPに載るので、時間や停留所など確認できる。臨時便以外の通常のバスも、バスプール10番か15番から出ており、こちらも通常通り走っている。
日没後、なるべく早めの時間のほうが空いているようである。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 仙台駅からバスで20分ほど。バス便数は、臨時便が多く出るので不便はない。
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 時間帯によっては、それなりに混雑するが、ぎゅうぎゅう押せ押せではなかった。
- 催し物の規模:
- 5.0
- 露店もたくさん出ており楽しい。
- 雰囲気:
- 5.0
- バリアフリー:
- 1.0
- 参道には急な大石段がある。
クチコミ投稿日:2014/01/17
いいね!:5票
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