室生犀星記念館

犀星ファンなら一見の価値あり。近くに句碑もあります。

• 5.0
• 旅行時期：2011/10（約14年前）

by sorairo☆♪suzumedaiさん（非公開）

軽井沢 クチコミ：5件

犀星ファンなら一見の価値ありだと思うのですが・・

けっこう解りづらい所にあります。
記念館までのアクセスなのですが
先ず、方向感覚にたけてない
女性の場合（方向感覚のある女性の方すいません＾＾；）

先ず、ＪＲの軽井沢駅を降ります。
軽井沢へは東京から高速バスが便利なので
良く使ってます。

犀星記念館方は旧軽井沢にあるのですが

記念館の方向にある「軽井沢観光局」
は軽井沢の駅構内と、軽井沢銀座にあり
軽井沢の道を教えてくれ、案内して頂けます。

そこで聞く＾＾：道を聞き
蛍光ペンのマーカーでしるしを地図に書いて頂けるので
良く憶えるべく超シンケン！に聞いちゃったりなんかして。
地図を頂いて、これでＯＫ！です。

室生犀星記念館や軽井沢廻りにベストだと思うのは、私は自転車。
軽井沢は季節の良い時だと、自転車が便利です。
自転車用の「１」とかいう標識がいちいち
あって自転車用の地図を自転車屋さんで頂けるくらいで。
それをたどって、迷わず色々行けるくらいなのです（＾＾
これで更に２重にＯＫ！です。☆＾∇゜) ﾆﾊﾟｯ!!

電動自転車のレンタルもあるので
中軽井沢のハルニレテラスくらいまでなら超余裕で行けます。♪
ので、自転車屋さんでもらった地図を見つつ確認しつつ
徒歩か自転車でしか行けない
犀星記念館を目指す。

軽井沢銀座行きのバスが軽井沢駅から出てるので、
又は歩きで軽井沢銀座へは行けるので・・
足に自信のある方はバスに乗り、
徒歩で軽井沢銀座を目指し、軽井沢銀座にある
軽井沢観光局で犀星記念館の場所を聞き、地図を頂きます。




「我は張りつめたる氷を愛す
斯る切なき思ひを愛す
我はそれらの輝けるを見たり

～中略～

我はつねに狭小なる人生に住めり
その人生の荒涼の中に呻吟せり
さればこそ張りつめたる氷を愛す
斯る切なき思ひを愛す」


記念館近くにある室生犀星の句碑に犀星の詩が刻まれています。
（記念館に管理人さんがおられたので句碑の場所が聞けました）

私は犀星の詩でこの詩が一番好きですし
個人的に勝手に最高傑作だと思っております。

句碑は2箇所あるみたいなのでもう一箇所もいつか見てみたいですね。


犀星はたしか子供さんを死別で失って
奥様と共に全国を渡り歩いて引越しをして
たどりついた地がこの地軽井沢だったそうな、

そして萩原朔太郎さん（！）
に芥川龍之介さんに
今年ジブリ映画の原作になりました「風立ちぬ」
の著者の堀辰雄さんも犀星さんを慕って
軽井沢に来ることになります。

川端康成さんや、立原道造さんともこの別荘で交流があったそうで
どれだけって思いますが・・。


芥川龍之介さんや川端康成さんが宿泊され犀星が別荘を建てる前に
毎年のように泊まった「つるや旅館」
もすぐそば。

色々凄い方々が当時軽井沢で交流があったみたいですね・・。

いったい皆さんでどんな文学論を話しておられたのか。


誰か全部録音
か速記でもしててくれれば良かったのですが。
（いやマジお願いＴ▽Ｔ）

この平成の時代。
後世も後世の只の一文学ファンは
馬鹿なのが更に馬鹿になりきって
作品にも作家さん方にも

時代も心情も性別もＩＱも何もかも
距離を取りきり

遠く遠く
作品に憧れるように、
まるで「ふるさとは遠くにありて思うもの」
の如く？かな？（＾＾；

あまりにも遠くから、思いを馳せるのであります。




心静かに
深まる秋のように
想いも深まってゆくような。
著名人が愛した軽井沢の自然。



軽井沢高原教会には
島崎藤村など文学人の集まり


この記念館には今でも、
軽井沢の文人達の息遣いが
まるでそのまま残っているようなのです。☆☆・。。

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  室生犀星記念館

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  室生犀星記念館

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  同じく室生犀星記念館

クチコミ投稿日:2013/10/30

• 施設の満足度: 5.0
• 利用した際の同行者: 一人旅
• アクセス: 3.0
• 人混みの少なさ: 5.0
• バリアフリー: 1.0
• 見ごたえ: 5.0