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宝厳寺

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弁才天の聖地です

  • 4.0
  • 旅行時期:2013/10(約12年前)
まいこさん

by まいこさん(男性)

浅井・湖北・高月 クチコミ:3件

弁財天がご本尊として祀られている、日本三大弁財天の一つ(残りは江ノ島と厳島)に挙げられています。

竹生島そのものが神域というべき場所なので、今ひとつ「ここからお寺」という感覚がありません。他の札所で良くある、山門のようなものもなく、石段を上がればすぐに観音堂に出ます。観音堂の手前にある唐門は、秀吉時代の大阪城に存在したものを豊国神社に移築し、それがさらに竹生島にまで運ばれてきたという由緒のあるもので、安土桃山時代の建築を今に残しています。
観音堂は重要文化財指定されていますが、千手観音像そのものは秘仏で60年毎のご開帳を除いては直接拝むことができません。唐門から入っても扉が閉じているため、観音様の前を素通りして船廊下の方に行ってしまいそうになります。

唐門と観音堂はともに絢爛豪華な内装なのですが、檜皮葺の屋根が雨風に曝されて大変なことになっていました(唐門のところには草まで生えていた)。屋根の葺き替えのための寄付金を募っていたのをスルーしてしまったのがなんとも悔やまれます。

一方、竹生島の一番高いところにある本堂には行基菩薩が彫刻したといわれる弁才天がご本尊として祀られていますが、秘仏のために直接目にすることができません。脇侍観音ならぬ、脇侍弁天が両側に祀られてました(片方は、浅井久政(!)が奉納したものらしい)。

西国三十三箇所の札所詣が主な目的であったために何となく違和感があったのですが、そのお寺のご本尊と西国三十三箇所観音霊場の観音様とは一致してないことも多いため、西国三十三箇所の観音堂は、本堂よりもずっと下の方にあります(立地の関係からか、納経所は観音堂から離れて本堂近くに位置していますが)。

狭い島内に伽藍を配置しているため、比較的傾斜の急な石段を上り下りする必要があります。滑ると危ないので(足の悪い人は特に)天気の悪い日には出かけるのを控えた方が良いかもしれません。反面、天気の良い日には琵琶湖の遙か向こう側の対岸まで見渡せるため、非常にすがすがしい気分になります。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.5
人混みの少なさ:
3.5
バリアフリー:
3.5
見ごたえ:
4.0

クチコミ投稿日:2013/10/21

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