近代日本の命運を決めた場所
- 3.5
- 旅行時期:2012/01(約14年前)
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by T04さん(非公開)
広島市 クチコミ:21件
1894年に始まった日清戦争時、広島の宇品港が前線に向かう兵站基地となっていたため、戦時における最高統帥機関であった大本営も皇居内から広島城内のこの場所に移され、明治天皇が戦争指揮を執られたとのことです。天皇が広島におられることで帝国議会もここ広島で開会され、広島が臨時首都の機能を果たすことになりました。広島大本営は、日清戦争が下関条約によって終結し、その戦後処理が終わった1896年まで設置されていたということです。今は建物跡だけが残る場所になっていますが、かつてはここに明治天皇を始め最高線指導者が集まり、日本の存亡をかけた時間が費やされた場所です。思えば日清戦争に勝利したことが三国干渉を生んで日露戦争につながり、やがて満州国建国、大東亜戦争、そして敗戦となったわけですから、まさしく近代日本の命運を決めた場所でもあったわけですね。そんな思いで大本営跡地を見つめることになりました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 広島城内、広島バスセンターから散歩がてら歩いて15分程でした
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 単なる跡地として、足を止める人も少なかったです
- 見ごたえ:
- 3.0
- 見ごたえというより、感じる場所だと思います…でも、歴史を知らないと何も感じられないかも…です
クチコミ投稿日:2013/10/09
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