そして、私は言葉を失った。
- 5.0
- 旅行時期:2013/09(約12年前)
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by なおすけさん(男性)
糸満・ひめゆり クチコミ:2件
「沖縄戦において大日本帝国海軍の司令部として使用された防空壕」
とのこと。
小高い丘の上にあり、入り口にちょっとした売店、階段を上がって慰霊碑、そして入り口である資料館。
資料館では沖縄戦の経過や、有名な大田司令官の「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の電文、そして小山正信という兵士が妻に当てた手紙などが展示されている(家族、そしてまだ見ぬ我が子に対する想いがあふれていて、読んでいて涙を禁じ得ない手紙。硬い文章ながらも、ネコやネズミのイラストが入っていてユーモアにあふれていた)。
壕は一部手が加えられてはいるものの、当時の姿で展示されている。兵たちがすし詰め状態にされていた仮眠所や、手榴弾で士官が自決した部屋、手榴弾の弾痕などが生々しく遺されており、思わず言葉を失ってしまった。
沖縄旅行、リゾートもいいけれど、こういった戦跡巡りで当時の人々の息遣いを感じ取るのも大事なのではないかと思う。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 那覇市中心部からそう遠くありません
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 1.0
- 長い階段があります。足腰の弱い方だと辛いと思います。
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2013/09/17
いいね!:2票
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