奥州藤原氏滅亡から500年後に....
- 4.0
- 旅行時期:2013/08(約11年前)
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by 373さん(男性)
平泉 クチコミ:1件
駐車場にクルマを留め、参道(月見坂)を登ると、左手に本堂が、
続いて鐘楼が、そして一番奥に覆堂や金色堂があります。
この参道は勾配が結構キツいので、意外と時間と体力が要ります。
また、途中にある本堂は拝観無料で、
有料なのは、金色堂・覆堂・讃衡蔵(宝物館)です。
覆堂の傍らには、松尾芭蕉の像と句碑があります。
「五月雨の 降(ふり)残してや 光堂」
芭蕉がここを訪れた時には、覆堂が金色堂を守っており、
金色堂そのものも現在のように全体が金色ではなく、
建物の一部に雨が降り残したように
斑に金箔が貼付いていただけだったようです。
芭蕉が残したもう一つの句、
「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」
も、ここ平泉で詠まれています。
芭蕉がこの地を訪れたのは、
「つわもの」であった奥州藤原氏が滅びた500年後のこと。
そして、私たちがこの地を訪れているのが、
芭蕉の去った350年余り後のことなのです。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 社員・団体旅行
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 世界遺産効果もそろそろ終りか?
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/08/21
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