川西市の飛地で周囲は宝塚市という珍しい場所にある満願寺（まんがんじ）

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旅行時期：2012/08（約13年前）

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満願寺（まんがんじ）は兵庫県川西市にある高野山真言宗の仏教寺院。
寺伝によれば奈良時代、聖武天皇の勅願により勝道上人が創建し平安時代中期には源満仲がこの寺院に帰依し以来源氏一門の祈願所として栄えた。
境内には山門、本坊（旧円覚院）、満願寺金堂、毘沙門堂、観音堂、釣鐘堂、石造九重塔（１２９３年造の国の重要文化財）、坂田金時の墓、美女丸・幸寿丸・藤原仲光の墓、源家の七塔（源国房、光国、明国、仲政、国直、行国、国基の供養塔）などがある。満願寺町は川西市の飛地で周囲は宝塚市という珍しい場所にある。
満願寺は、多田村（現川西市の一部）とのかかわりが深く明治の町村制実施時に多田村の一部となったため川西市に編入され、周りの山（長尾山）は約５０か村の共有で世話をしていたのが切畑村（現宝塚市の一部）で（「山親」といった）その関係で山が近代になって分割処分された後も行政的には宝塚市ということになったとのこと。