樹齢300年のしだれ桜。
- 4.0
- 旅行時期:2012/04(約12年前)
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by フロッガーさん(非公開)
宇都宮 クチコミ:6件
宇都宮市の八幡山公園の麓、中央警察署近くにある祥雲寺のしだれ桜です。
祥雲寺の地は、古くは戸祭城のあった場所です。
文明二年(1470)、戸祭備中守高定の居館の鬼門を守るお寺として祥雲寺は建立されました。
山号は「戸祭山」。
戸祭氏は二十二代・国綱の時代(慶長二年)に豊臣秀吉から改易とされます。
その後、祥雲寺は江戸幕府からは寺領を授かっています。
寺域は幾度かの火災に遭い、今の本堂は昭和五十三年(1978)に再建されたものです。
敷地内のしだれ桜は江戸時代の明暦年間に植えられたと伝わる樹齢300年を超す桜です。
慈光寺の桜とともに宇都宮市内でいち早く咲く桜です。
栃木県指定天然記念物。
本堂が消失した際の火により、このしだれ桜も北側を損傷しました。
一時は倒木寸前でしたが、幹の修理や治療によって全幹の半分を残しています。
最盛期には高さ22m、枝張りは東西18m、南北25m。(現在は高さ7mほど)
幹周りは5mにもなったそうです。
祥雲寺報
http://sho-un.blogspot.jp/
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/04/06
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