藤原鎌足が被葬者とされる阿武山古墳(あぶやまこふん)
- 3.5
- 旅行時期:2012/03(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
高槻・島本 クチコミ:45件
阿武山古墳(あぶやまこふん)は、大阪府茨木市と高槻市の境にある阿武山(標高281m)の山腹にあり、阿武山山頂からは大阪平野のほぼ全域を見ることができる。阿武山古墳は「貴人の墓」という別名でも知られ、被葬者は藤原鎌足(ふじわらのかまたり、614−669年)との説がある。1934年に京都大学の地震観測施設の建設中、土を掘り下げていて瓦や巨石につきあたったことからこの古墳が偶然に発見された。通常の古墳にあるような盛り土はなく、浅い溝で直径82mの円形の墓域を形成していた。
この地にゆかりの深い藤原鎌足が被葬者だとする見方もあるが、平安時代中ごろから「多武峯略記」などに、「鎌足は最初は摂津国安威(現在の大阪府茨木市)に葬られたが、後に大和国の多武峯に改葬された」との説が紹介されておりまだ解明されていない。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/03/24
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