今のJR奈良駅舎の隣には旧奈良駅舎、そして産業化遺産界に認定!
- 4.0
- 旅行時期:2010/06(約16年前)
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by kksydneyさん(非公開)
奈良市 クチコミ:35件
この建物は1934年(昭和9年)に竣工した旧JR奈良駅舎になります。
奈良の諸寺院の特色ある屋根を参考として作案された帝冠様式の建築です。
その特徴は寺院風和風と鉄筋コンクリート造の近代的構成の折衷様式で大正期から昭和初期にはやった建築様式です。
JR奈良駅の高架化に伴い、2004年(平成16年)に解体せずにそのまま移動する曳家工事が行なわれました。
反時計周りに13度回転させた後に、4日がかりで北へ約18メートル移動、現在地に建って保存修復されています。
今は『奈良市総合観光案内所』としてオープン。
館内エントランス中央には平城京大極殿の柱が組まれていて壮観です。
案内所では場所柄外国人への観光案内も行われており、観光情報検索コーナーもあります
もちろん休憩もできます。
この旧奈良駅舎の紹介や奈良の伝統工芸品の展示や各種パンフレット類も取り揃えて有ります。
ちなみにこの駅舎の背後にカラフルなラインの入った高架駅舎が有ります。
台湾の高雄にある旧高雄駅舎もこの駅舎とほぼ同じつくりの兄弟駅舎!
見比べてみるのも面白いかと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/01/16
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