信越本線の秘境駅と弘法様伝説
- 3.5
- 旅行時期:2010/03(約16年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
柏崎・鯨波海岸 クチコミ:1件
新潟県内の信越線、直江津‐長岡間は、鯨波や青海川のほうが写真撮影のポイントとして知られているが、この長鳥駅周辺も、鉄道写真の撮影スポットでる。
信越線は、長岡と柏崎の間で、塚山峠という山地をトンネルで越える。その峠の柏崎側にあるのが、長鳥駅である。ここは日本海側を走る路線とは思えない秘境駅気分が味わえる駅だ。駅は谷間の終わりにさしかかる斜面の狭い敷地につくられており、周囲は村落のほかは山林と谷津田。駅ホームは屋根もなく狭いので、列車が通過する際は危険だ。
ここから800mほど、長岡方向に県道を進むと、塚山へ抜けるトンネルの入り口に来るが、そこに県道との踏切があり、その麓に、「弘法大師ゆかりの塩水井戸」がある。弘法大師が旅の途中、ここの民家に泊まったが、塩や味噌がなかったので、塩気のない粥をごちそうになり、そのお礼として、地面に錫杖を突くと、塩水がわき出たという伝説がある。
撮影ポイントは駅周囲に点在するが、真冬はポイントの大半は雪に閉ざされて入れなくなる。
列車は普通列車のみ停車。2時間に1本くらいしか来ない。線路に沿う県道は狭く、バス路線もない。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
- 2.0
- 快適どころかホームは狭く危険
- バリアフリー:
- 2.0
- 無人駅でまったく対応していない。
クチコミ投稿日:2013/01/14
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