尼崎の廣濟寺(こうさいじ)の近松 門左衛門の墓
- 3.5
- 旅行時期:2009/04(約17年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
尼崎 クチコミ:27件
近松 門左衛門(ちかまつ もんざえもん1653−1725年)は江戸時代・元禄期に活躍した人形浄瑠璃と歌舞伎の作者で中国明代に中国人の父と日本人の母の間に生まれた英雄・鄭 成功(てい せいこう1624−1662年)を描いた国性爺合戦(こくせんやかっせん)などの時代物と大阪堂島新地天満屋の女郎・はつと内本町醤油商平野屋の手代徳兵衛が梅田・曽根崎の露天神(お初天神)の森で情死した事件を描いた曽根崎心中(そねざきしんじゅう)、飛脚問屋の亀屋の養子忠兵衛と新町の廓の遊女梅川との悲恋物語・冥土の飛脚(めいどの ひきゃく)、紙屋治兵衛と曽根崎新地の遊女小春の心中事件を脚色した心中天網島(しんじゅう てんの あみしま)などの世話物をあわせて100作品以上を残している。
尼崎の廣濟寺(こうさいじ)の境内、本堂脇の墓地には高さ50cmほどの緑泥片岩の自然石の近松 門左衛門の墓があり『阿耨院穆矣日一具足居士(あのくいんぼくいにちいちぐそくこじ)』と生前、近松が自分でつけた戒名が彫られている。近松門左衛門の墓前にはボタンを押すと自動的に説明が始まる音声ガイドがあり、近松の生涯の説明がとても詳しく解りやすかった。
JR宝塚線「塚口駅」から南東へ徒歩15分、またはJR神戸線「尼崎駅」北側から11・12系統の市バス「近松公園」すぐ
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/01/11
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