ちょっとした秘境駅?
- 3.0
- 旅行時期:2009/04(約17年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
多治見 クチコミ:1件
東京でオレンジの電車でおなじみの中央線、名古屋まで通じてるので、名古屋から長野へ行く路線も中央本線(中央西線)を利用する。偶然か、電車のカラーはオレンジ系統だ。
その中央線、名古屋を出発し、高蔵寺の新興住宅地を過ぎると、いきなり長いトンネルが連続する深山幽谷の渓谷沿いを走りだす。名古屋から30km足らず、電車に乗って20分あまり。
この渓谷は、名古屋で伊勢湾にそそぐ庄内川の上流、古虎渓という渓谷で、その先に、盆地が広がり、多治見の街がある。その渓谷から名をもらった駅が「古虎渓駅」だ。
飯田線の小和田駅ほどではないものの、周囲に家や建物も少なく、山と谷の中、それも崖の斜面にある、屋根もない無人駅は秘境駅と言っても良い。やってくる電車の本数の多さが、この先にも都市(多治見市、土岐市)があることを物語るが、1時間に6往復やってくる電車のうち、この駅に停まるのは2本の普通のみ。30分毎の運転だ。
ややカーブしたホームに跨線橋があり、ここが写真撮影のポイントにもなっている。上ってみると、駅の周囲の山々には、桜が咲いており、駅にも何本か桜の木があった。写真撮影をするには良い所である。川の対岸には愛岐道路という道がある。多治見と名古屋を結ぶこの道は、山中にかかわらず交通量が多く、大型車も結構走る。
調べてみると、この古虎渓、行楽地である一方、心霊スポットでもあるらしい。朝夕はそんな噂も消えるほど、意外や通勤客が多く乗り込んでくる駅でもある。
ちなみにここは「岐阜県多治見市」、感覚でみると、愛知県だとばっかり思っていたから意外だった。
- 施設の満足度
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3.0
- 施設の快適度:
- 2.5
- 無人駅。周囲に売店などがない
- バリアフリー:
- 2.5
- 無人駅で跨線橋をまたがないと出口に行けない。
クチコミ投稿日:2013/01/05
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