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乳母嶽明神

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街角の小さな祠、安寿と厨子王の乳母・姥竹を祀った乳母嶽明神

  • 3.5
  • 旅行時期:2009/04(約17年前)
さすらいおじさんさん

by さすらいおじさんさん(男性)

上越・直江津 クチコミ:20件

街角の小さな祠は森鴎外(もり おうがい1862−1922年)の小説「山椒太夫」でだまされて佐渡へ売られたことがわかって海に身投げした安寿と厨子王の乳母・姥竹を祀った乳母嶽明神だった。岩城判官家の再興を計るために京都を目指していた安寿、厨子王、母、乳母・姥竹は「直江の浦(上越市直江津浜)」の五智国分寺裏から続く大ノ手道が関川と交差する付近にあったとされる「応化橋(おうげのはし)」にたどりつき橋の下で夜を明かすことにしたが人買いの山岡太夫にだまされ母と乳母は佐渡へ、安寿と厨子王は丹後の国の山椒太夫へと売られてしまった。乳母・姥竹は悲しみのあまりに海中に身を投じ毒蛇となったとされている。姥竹の祟りを恐れ、霊を祀ったのが乳母嶽明神でお乳の出ない人に信仰されているそうだ。

アクセス―――車:北陸自動車道上越I.C.で降り、国道8号線を糸魚川方向へ、国府交差点を右折し、3分居多ヶ浜近く
電車:JR信越線直江津駅よりバス「五智国分寺裏門」下車徒歩5分居多ヶ浜近く

施設の満足度

3.5

アクセス:
3.5
人混みの少なさ:
4.5
バリアフリー:
3.0
見ごたえ:
3.5

クチコミ投稿日:2012/12/21

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