掃部山公園
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- 旅行時期:2008/03(約18年前)
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by 浜男&浜子さん(非公開)
横浜 クチコミ:40件
紅葉坂をのぼって神奈川県文化センターの裏手にあるのが掃部山公園です。
この場所は明治初期に鉄道技師用官舎があり、鉄道開通後も付近一帯は鉄道用地となっていたため「鉄道山」と呼ばれていたそうです。
後に、横浜開港に貢献した江戸時代末期の大老、井伊直弼を偲び、彦根藩士有志が1881(明治14)に買収、井伊家所有とし、この丘を井伊直弼が名乗った「井伊掃部頭(かもんのかみ)直弼」に因んで「掃部山」と呼ぶようになったそうです。
1909(明治42)には井伊掃部頭直弼像が建てられました。現在の像は1954(昭和29)年に再建されたものです。
その後、1914(大正3)年に井伊家から横浜市に寄贈され、整備後に掃部山公園として開園しました。
また、井伊直弼が茶道に通じていたことにあやかり「虫の音を聞く会」という茶会が夏の恒例行事として1965(昭和40)年から行われているそうです。
井伊掃部頭直弼像。裏手には横浜能楽堂があります。
掃部山公園は桜の名所としてもよく知られていて、井伊掃部頭直弼像がある広場を中心に約200本の桜が植えられています。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2012/12/11
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