湖南三山・常楽寺の紅葉
- 4.0
- 旅行時期:2012/11(約11年前)
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by あなもりやさん(男性)
甲賀 クチコミ:2件
滋賀県湖南市の常楽寺の紅葉。今年は例年よりも紅葉が早かったようで、ちょっと遅かったようだ。この三連休は京都や奈良は観光客で随分と混みあっていたようだが、ここ常楽寺も参拝客で賑わっていた。
滋賀では湖東三山が紅葉の名所として有名だが、最近は湖南三山も紅葉の名所として人に知られるようになったようだ。
阿星山常楽寺
14世紀の二十八部衆造立勧進状、本堂再建勧進状によると、和銅年間(708)良弁が開基した阿星寺五千坊の中心寺院の一つでさり、鎮護国家、鬼門除けのために元明天皇の勅命により創建された。平安後期、行胤が比叡山の末寺に位置づけたと考えられる。
本堂(国宝)
延文5年(1360)3月26日、火災で焼失し、同年に観慶により再建された(南北朝時代)。本堂は桁行七間、梁間六間、屋根は入母屋造の檜皮葺で国宝に指定されている。
本尊は、秘仏・千手観音坐像(国重文)が安置され、両側に二十八部衆(国重文)、風神・雷神(国重文)の三十躰の群像が祀られている{風神、魔喉羅迦王は盗難にあい現在は二十八躰}
三重塔(国宝)
三間本瓦葺、総高77.88尺。屋根瓦に「応永七年五月」の箆書があることから、建立は応永五年(1400)と推定される。塔の初層内には釈迦如来座像が安置され、来迎壁には釈迦説法図、四天柱は諸菩薩、内法壁は真言八僧図、十王図が描かれている。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/11/25
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