7月中旬夕方6時半、夕日が二上山に沈もうとしていた
- 5.0
- 旅行時期:2012/07(約13年前)
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by traveldogさん(男性)
飛鳥 クチコミ:5件
夕方近くに梶原神宮前からバスに駆け込み、甘樫の丘に行った。バスが左回りに飛鳥を一周近く回ったところで降りた。途中、橘寺や飛鳥寺を通り、思いがけなく観光を楽しんだ。
数十年ぶりに来て、随分整備されたなという思い。かつては登山口が東側にあったと思うが、甘樫の丘バス停からの入り口は北側にあった。ゆるやかな勾配が続く。住民の方だろうか、何人もの人たちが早足でウォーキングを楽しんでいるのに出会った。
甘樫の丘山頂に着くと夕日が二上山の上空にかかり、夕焼けが美しい。何度来ても素晴らしい景色だと思う。剣池が光り、その向こうには畝傍山が、さらにその奥に二上山が臨める。
「うつそみの人にあるわれや明日よりは二上山をいろせとわが見む」という万葉の歌を思い出す。そういえば、犬養孝先生の「采女の袖吹き返す明日香風 都を遠みいたずらに吹く」の歌碑はどこにいったのだろう。(翌日に犬養孝記念館の人に聞いたら東登山道の中腹にあるとのこと)
北の方には大和三山の耳成山、そして天香具山と続く。東に目をやれば、飛鳥坐神社のこんもりとした森、大きな屋根は飛鳥寺だろうか。甘樫の丘は飛鳥が一望できる展望台だ。
もっと留まってこの景色を楽しみたがったが、バスの時間が来たので下山した。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/11/12
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