波照間に来たら、やはりココは押えておかないと！

4.0
旅行時期：2010/06（約16年前）

by 琉球熱さん（男性）

波照間島クチコミ：17件

波照間島の南側、高那崎周辺は、ニシ浜とはちょうど反対側にあたる。海もニシ浜とは対照的で荒々しい。
この碑の向こう側は断崖と岩場が続く海岸線で、波照間のイメージとはかけ離れたものだ。波が高い時などはかなり危険なので、岩場に下りる際は海況を良く確かめてから。

さて、この高那崎には「最南端の碑」が2つあって紛らわしい。
ひとつが『日本最南端平和の碑』。
「日本最南端の碑」というと、こちらのことかと思うほど立派な石碑。しかし「日本最南端の碑」が学生の手作りなのに対し、こちらは1995年に終戦50周年を記念して竹富町が建てたもの。
もうひとつが「日本最南端の碑」。
「平和の碑」の海側にあるのがコレ。1972年の沖縄本土復帰を記念して建てられたこのT字型のモニュメントは、島を訪れた本土の学生の手造りらしい。
その手前にくねくねと続く石の道は、2匹の蛇が絡まり合う様子を表している。島民と全国から集まった青年団が、本土と沖縄が二度と離れぬようにという願いを込めて造ったそうだ。
面白かったのはこの通路の間に置かれた小石。青年団が全国から持ち寄った小石が、都道府県名を刻んで埋め込まれている。

すぐそばに星空観測タワーもある。
ここまでのアシは、自転車よりもバイクの方が無難。集落からココまでの道は案外アップダウンがあって、自転車だとキツイ。特に夏場は要注意。