「天下の悪税」の遺跡
- 4.0
- 旅行時期:2011/07(約14年前)
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by 琉球熱さん(男性)
宮古島 クチコミ:16件
平良港から荷川取漁港に向かう北環状線沿いにある史跡(第一埠頭緑地の正面)。
人頭税とは、17世紀、薩摩藩からの搾取による財政難に陥った琉球王府が、その打開策として先島(宮古・八重山)に施行した税制で、いくつかの改訂を経て18世紀初頭には年齢15~50歳を基準として税を課した。
「天下の悪税」と言われる由縁である。
この「人頭税」は「琉球処分」による王府消滅後も続き、明治36年にようやく廃止された。
この石柱が「人頭税石」と称される由来は定かでないらしいが、年齢制に移行する以前、身丈がこの石の高さになると税を課せられるという伝承があるそうだ。
宮古の人々を苦しめた悪政の名残りにも関わらず、たいした解説もなく非常に淡白な印象を受ける。
探していかないと通り過ぎてしまう。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2012/08/22
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