戦争の悲惨さを忘れてはいけない。

4.0
旅行時期：2010/03（約16年前）

by うみさん（女性）

糸満・ひめゆりクチコミ：1件

ひめゆりの塔の中に、ひめゆり平和祈念資料館があります。

ここでは、元ひめゆり学徒生存者の講和やドキュメンタリー映像作品の上映がされていました。
その証言は本当に悲惨な戦争の実態を物語っているものでした。

今の日本はとても平和で、とても豊かになったと思う。
この平和は多くの犠牲があって今に至っているのだろう。

ドキュメンタリーの生存者の証言で、
「水が飲みたい、水、水！！」「お母さん助けて！！」
と皆が叫んでいたと聞いて胸が痛くなった。
水が飲めないって、今の日本では考えられないことだ。
若くして亡くなった方たちは本当に無念だったと思う。

戦争は人が亡くなっただけだった。

ドキュメンタリーの証言の方が言った言葉です。
そして、それと同じ言葉を私は前に聞いたことがあります。
私が介護の仕事をしているときです。

戦争中助けを求められたが、助けてあげられなかった。
あの当時は、誰かを助ける余裕がなかった。申し訳なかった。
戦争は人が亡くなっただけで何も生まなかった。
ただただ人が亡くなっただけだった、と。

今でも戦争の傷が癒えないひともいる。
しかし、それでも頑張って生き続けている方たち。
とても素晴らしいと思う。
そして何があっても生きていくことが大切だと教えられました。
歴史を繰り返さないように子供たちに伝えていくことが、私たち大人の役目ではないでしょうか。。。