清梵寺〔寺院〕
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- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by 横浜臨海公園さん(男性)
沼津 クチコミ:20件
該寺に現存する、願王閣扁額は、白隠慧鶴(はくげん えかく)(貞享2年(1686年)1月19日〜明和5年(1768年)1月18日)。
他方、願王殿扁額は、 山岡鐵舟(やまおか てっしゅう)(天保7年(1836年)7月23日〜明治21年(1888年)7月19日)。
である。
山岡は幕末三舟たる、勝 海舟(かつ かいしゅう)(文政6年(1823年)3月12日〜明治32年(1899年)1月21日)、及び、高橋泥舟(たかはし でいしゅう)(天保6年(1835年)3月15日〜明治36年(1903年)2月13日)と並び称された1人で、幕末に薩摩出身の西郷隆盛(さいごう たかもり)(文政10年(1828年)1月28日〜明治10年(1877年)9月24日)と静岡に於いて会談し江戸総攻撃を思い止めさせ、維新後は、幕臣出身ながら、明治天皇(めいじ てんのう)(嘉永5年(1852年)11月3日〜明治45年(1912年)7月30日)の信頼篤き人物として知られている。
各々佛教用語で、願王閣とは地蔵を称し、願王殿とは地蔵を安置する館を称する。
該区間建設工事担当の工夫長 岡周吉は元彰義隊出身の士族で、山岡鐵舟と親交が在った事から、該区間工事に鑑み、清梵寺境内を通過せざるを得ない事情と地蔵に対する敬愛から友人たる山岡に扁額寄進に際し書を依頼したものと推定される。
明治23年(1890年)8月奉納
清梵寺(せいぼんじ)
沼津市原町大塚278
?: 055−966−0372
東海道本線原駅 富士急シティバス大塚停留所降車 徒歩2分
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/profile/bunkazai/toukai/seibon.htm
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/05/14
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