室町時代書院造の貴重な遺構
- 4.0
- 旅行時期:2011/09(約14年前)
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by たびたびさん(男性)
奈良市 クチコミ:356件
ならまちの真ん中。元は、興福寺大乗院家の坊官を努めた福智院家の居宅で、室町時代書院造の貴重な遺構として、重要文化財に指定されています。なお、名前の今西家は、大正期にこれを譲り受けた醸造元のこと。この日は私一人でしたが、係りの人がちゃんとついて、内部の説明をしてくれました。室町の書院造りの特徴として、上段・中段・下段と部屋毎に段差が設けられて、身分の違いの扱いを強調していること。これは、室町の特徴ではないと思いますが、障子の戸が一つのレールになっていて、戸の境がなく、美しく見えること。火事が起きたときに消せるようにということで、天井裏に砂が積まれている部屋なども。
なお、季節の和菓子とお抹茶などが楽しめるスペースもありました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/04/10
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