悠久の時は流れて
- 4.5
- 旅行時期:2011/02(約15年前)
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by pioさん(女性)
美ら海・本部・今帰仁 クチコミ:8件
今帰仁城跡の歴史は古く、13世紀までさかのぼるとされています。堅牢な城壁に囲まれたその城は、標高約100メートルに位置し、やんばるの地を守る要の城でした。攀安知(はんあんち)時代に、中山軍(ちゅうざんぐん)に滅ぼされてからは、監守(かんしゅ)が派遣されるようになり、1665年に最後の監守が引き上げてからは、祭りを執り行う場所として残されました。
首里城と比較すると荒削りだけど、土地に根須いて信仰を集め生活感の有る温かな印象。ここもやはり今も信仰の対象の様で祈りを捧げてる方をお見かけしました。石畳の桜並木は桜野咲く季節にはウエディングの場にも成るとの事。ゴツゴツとした石畳は花嫁さんは、歩き難かろうと思います。現在も発掘中で、どれだけの規模で有ったのかと人々との関わりがどんなものだったのか注目されます。城蹟無いは起伏が激しく、全体を観て回るには健脚が必要です。資料館に展示されている品も生活感を受けて、悠久の時を経てもそこに生活する人々の賑わいや笑い声が聞こえて来る様でした。やんばるを守る豪族は、周りの人々と溶け込んだ、お高く留まらない温かな王だったのだろうなぁ。。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2011/10/31
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