真っ赤に染まる、世界一とも呼ばれる「つつじ」の名園！

4.5
旅行時期：2010/05（約16年前）

by PIER39000さん（男性）

館林クチコミ：1件

花と緑の博覧会で、｢優れた景観｣｢育てる技術｣｢幹･花の大きさ｣など多くの点が賞賛され、世界一の賞｢名誉賞｣に輝いたつつじの名園。とにかく"見事"の一言に尽きます。

館林ICから5分の場所にあり、つつじ祭り期間中(4/15～5/15)は、物凄い人手で賑わいます。
広大な土地に50品種、1万株以上が植えられ、樹齢800～1000年近いﾔﾏﾂﾂｼﾞや5ｍの高さにもなるｷﾘｼﾏﾂﾂｼﾞの古木など、他では見る事の出来ない立派なﾂﾂｼﾞ達は圧巻です。また、徳川綱吉公所縁の幹や、地元出身の向井千秋さんがｼｬﾄﾙに持参し育てた、"宇宙のつつじ"と呼ばれるものなど、歴史の証人となったﾂﾂｼﾞも数多く存在し、世界の名園と呼ばれるだけの背景もあります。

と、堅苦しい話は抜きにしても、真っ赤に染まった園内の景色はとにかく素晴らしく、また、幾つかに分かれたｿﾞｰﾝ毎に違った風景も楽しめます。そして、公園を一望出来る展望台や、庭園、遊覧船もある城沼、のんびり寛げる芝生公園などﾂﾂｼﾞ以外にも魅力の多い公園です。

そして、ｺｺとｾｯﾄで寄って欲しいのが、車で10分ほど離れた｢野鳥の森ｶﾞｰﾃﾞﾝ｣。元々、ｺﾞﾙﾌのｼｮｰﾄｺｰｽだった土地をﾌﾗﾜｰﾊﾟｰｸに衣替えし、こちらも人気があります。
22万株の芝桜の咲く｢芝桜のｶﾞｰﾃﾞﾝ(写真左上)｣や、ﾈﾓﾌｨﾗなど21万株の青系の花が咲く｢青のｶﾞｰﾃﾞﾝ(写真左下)｣など、｢つつじが岡公園｣とはまた違った綺麗で華やかな景観です(見頃もほぼ同時期のGW前後になります)。

その他にも、童話｢ぶんぶく茶釜｣で有名な茂林寺、向井千秋記念館(割と面白い)など寄り道ｽﾎﾟｯﾄも多いｴﾘｱなので、足を運んでみて下さい。
(お食事は館林うどんか、安くて美味しいとんかつの｢福よし｣がお奨めです)