何でもありの継桜王子!
- 4.5
- 旅行時期:2010/09(約14年前)
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by ナオさん(女性)
紀伊田辺 クチコミ:2件
紀伊田辺から熊野本宮にと続く熊野古道・中辺路の途中にある継桜王子です。熊野古道に点在する王子とは、熊野の神の分社のことだそうです。
継桜王子のあるのは、国道311号線の「野中の一方杉バス停」から旧道に入り込んだ所にある「名水百選の野中の清水」のすぐ上です。
継桜王子の隣には、枝が一方にしか伸びない不思議な「野中の一方杉」、近くには藤原秀衡ゆかりの「秀衡桜」もあります。またここには、「とがの木茶屋」と呼ばれている休憩舎があり、その前から見る朝日夕陽は、「和歌山県の朝日夕陽百選」にも選ばれており、継桜王子周辺は、中辺路きっての人気スポットです。
茅吹き屋根に囲炉裏で、趣のある休憩舎の「とがの木茶屋」ですが、以前は宿泊も出来る宿で、名物女将のこまゑさんが切り盛りしておられました。その頃、私達はここに泊めていただいたことがあります。今回、こまゑさんをお尋ねし、懐かしい思い出話に花を咲かせてきました。
その翌日、今度は熊野古道を歩くために、湯川温泉の宿の車で送ってもらい、また継桜王子にやって来ました。この日、継桜王子を出発点として、熊野本宮大社までの20・8kmを歩板のですが、鬱蒼とした杉林の中の峠越えの道は険しく、かなりな苦行でした。が、中辺路を歩けたことは私にとっては嬉しいことでした。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 2.0
- 国道311号線を田辺方面から熊野本宮方面に向かい、野中の一方杉バス停から入りこむ。
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- ここは中辺路の人気スポットなので、観光客はぽろぽろといる。
- バリアフリー:
- 4.0
- 継桜王子だけだとタクシーで乗りつけられる。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 春の秀衡桜、一方にしか枝が伸びない野中の一方杉、和歌山県の朝日夕陽百選など。
クチコミ投稿日:2010/11/07
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