堅田の落雁 ~ 浮御堂
- 4.0
- 旅行時期:2008/07(約18年前)
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by 山菜迷人さん(男性)
大津 クチコミ:4件
峯あまた
越えて越路にまづ近き
堅田になびき落つる雁がね
琵琶湖に浮かぶ浮御堂が描かれている。その琵琶湖に優雅に舞い降りる雁の列。松並木と堅田の港に停泊する船。遠方には対岸の山が霞んで見える。
そんな情景を描いた近江八景のひとつ堅田の落雁に描かれた浮御堂。正式名称は「海門山満月寺」という。大津から船で北へあがっていくとこの辺りで琵琶湖はいったん対岸との距離が小さくなる。船による交通の要衝でもあり「海の門」という名前がついているのであろう。
一千体の阿弥陀仏と重要文化財である聖観音坐像が安置され、境内には芭蕉の句碑
『鎖(じょう)あけて 月さし入れよ 浮御堂』
が建てられている。
湖面をわたる風が心地よい。そんな浮御堂で、歴史の風を感じてみてはいかがだろうか。
評価:☆☆
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2008/08/21
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