西光寺

西光寺は、藩主中川家関係のお寺などが集まる稲葉川沿いの一画の、入口に当たる場所にありました。独特の意匠である本堂は竹田随一...  続きを読むの大きさだと思います。（幕末の安政年間に再建されたものです）西光寺は中川家が播州三木の藩主だった時の菩提寺です。１５９４年（文禄３年）に初代藩主中川秀成の要請に応じ、城下の代官町に寺院を建てたものです。現在地には１６７９年（延宝７年）に移っています。本堂前に藤丸警部像がありました。臼杵出身で、西南の役では政府軍の偵察員として活躍しますが、薩軍に捕まり、このお寺下の稲葉川の河原で処刑され、その様子を見た、時の１９世ご住職がその霊を弔ったそうです。像は朝倉文夫さんの作です。なお、山号は天嶽山（てんがく）山で、浄土宗西山派のお寺さんです。  閉じる

投稿日:2022/09/13

西光寺は竹田温泉花水月の近くにありました。大きな建物の広い本堂にはご本尊の阿弥陀如来が鎮座していました。境内がオープンな状...  続きを読む況で、山門と鐘楼が中途半端なところにあり、纏まりがありませんが、それぞれは一見の価値があると思いました。重々しい四脚門の山門は１６８０年（延宝８年）の建築です。袴腰が付いた見た目にも美しい鐘楼は１６９１年（元禄４年）の建立で、大分県内最古の鐘楼です。また、梵鐘は１６０９年（慶長１４年）に鋳造されたものです。この鐘楼の前に、古い鐘楼があったのでしょうね。  閉じる

投稿日:2022/06/28