千手千眼観世音菩薩像

県道１３号線を走っていたら、少し薄汚れた「文化財　千手千眼観世音菩薩像　５００ｍ」の案内板が目に入りました。千手千眼ですか...  続きを読むらこれは寄らない訳にはいきません。５００ｍ進んでも、何も案内がありませんから、ちょっと困ります。ここです！という入口に１本くらい案内板を建てて欲しいものです。それはさておき、１時間は拝んでいられる様な独特な世界がありました。高さは６７ｃｍだそうですが、もっともっと大きな世界を感じさせました。   閉じる

投稿日:2021/08/11

千手千眼観世音菩薩と聞いて、優美な国宝の千手観音を思い起こしていました。しかし、ここの千手千眼観世音菩薩像はその対極ありま...  続きを読むした。素朴そのものです。でも、これも国宝に匹敵するものではないかとも思いました。この千手千眼観世音菩薩像は、木喰五行上人が１７９８年（寛政１０年）の８１歳の頃、福栄村願行寺に滞在中に彫ったものと伝えられているのだそうです。
木喰五行上人は１７７３年（安永２年）５６歳の時に、日本回国の大願をかけて諸国を巡礼し、行く先々で仏像を彫ったのだそうです。彼が山陰道に入った年に、この像を彫ったことになります。亡くなったのは１８１０年（文化７年）９３歳だそうですから、まだまだ力溢れる時の彫刻ですね。
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投稿日:2021/06/21

津和野からの帰り道、県道１３号線を走っていると「千手千眼観世音菩薩像」の文字が目に入り行ってみることにしました。
小道を...  続きを読む真っ直ぐに進み、右手に上がる道を行くとまた緑色の看板が見えます。
看板の方向に徒歩で登り坂を上がるとそこに千手千眼観世音菩薩像が鎮座した堂がありました。
地域の方が毎日掃除されているようで周辺も堂の中も綺麗でした。
木喰五行上人が寛政10年（1798年）81歳の頃、福栄村願行寺に滞在中に作ったと伝えられる千手千眼観世音菩薩像は色彩も鮮やかで千手千眼もあれば愚かな私も救ってもらえるかと思い、賽銭を入れ菩薩像の脇に書かれていた真言を心のなかで唱えました。
神仏を拝むと心が晴れやかになるのは何故でしょうか。
そこはやはりご利益というものかと思いました。  閉じる

投稿日:2016/06/07