安藤昌益思想発祥の地

JR本八戸駅から徒歩15分ほど、八戸市街地の十六日町の天聖寺境内にある安藤昌益の記念碑です。江戸時代中期の思想家で石碑と説...  続きを読む明板があります。また、ここから５分ほど歩いた場所に安藤昌益資料館もありますので足を運んでみては如何でしょうか。  閉じる

投稿日:2020/01/13

八戸市街地の天聖寺境内に安藤昌益の記念碑（思想発祥の地）があります。ポータルミュージアムはっちからは歩いて５分ほどです。安...  続きを読む藤昌益は１８世紀の思想家で、当時の封建体制などを批判し、平等社会、共産主義的な社会を目指した人です。訪れる人は少ないですが、八戸の歴史に残るひとりと考えていいと思います。  閉じる

投稿日:2016/11/02

八戸市街にある天聖寺の境内に安藤昌益思想発祥の地碑があります。
安藤昌益の思想は、今でいうところの原始共産主義のような考...  続きを読むえ方ですが、結局、幕末の時代の日本では、あちこちで世の中の矛盾を真剣に考える土壌が育っていたということ。そうしたエネルギーがたまっていた中での明治維新の成功という理解が必要なのではないかと思います。  閉じる

投稿日:2015/10/21

安藤昌益は、もとは大館市の二井田で農民をやっていたらしい。彼の前半生はよくわかっていないが、1744年八戸に移住して医師に...  続きを読むなった。ところが江戸中期に八戸で飢饉が頻発し、武士に被害がないのに食糧を生産している農民が餓死することに、昌益は疑問を抱いた。彼は耕作する人だけが尊いとして、為政者・知識階級を搾取階級として糾弾し、儒教や仏教を差別と支配を合理化するものとして「聖人君子とは盗人の俗称なり」と喝破した。そればかりか、現在の世を「法の世」と名づけ、農民が尊ばれる世「自然の世」の到来を予言した。
1758年頃、天聖寺に彼の門人が集まり、シンポジウムが開かれた。これが「安藤昌益思想発祥の地」の由来である。
彼は晩年には神を称し、彼の死後門弟たちが神社・仏閣の破壊を始め、所払いになるなど東北の一部で騒動を巻き起こしたため、当然ながら弾圧され、その思想は後代に引き継がれることはなかった。
この「忘れられた思想家」を発見したのは、同じ大館の狩野享吉だった。江戸中期に文化大革命をやらかした昌益の著作を、彼は「狂人・きちがいの書」と評した。安藤昌益こそ、世界初の共産主義者・アナーキストであり、江戸時代の「唯一神」又吉イエスである。
八戸には安藤昌益記念館があるほか、彼の居宅跡に碑が建てられるなど、彼は煎餅そばよりもプッシュされているようだが、子供に悪影響はないのだろうかと他人事ながら心配になる。  閉じる

投稿日:2015/03/18