毛越寺二十日夜祭 クチコミ・アクセス・周辺情報
平泉 観光 満足度ランキング 30位
正月20日常行三昧供(ジョウギョウザンマイク)の修法のあと一山の僧侶らによって延年(エンネン)の舞が夜を徹して行なわれる摩多羅神(マダラガミ)祭。
正月14日から20日まで新春の祈祷である常行堂の摩多羅神(またらじん)祭が執り行われます。特に結願の20日は二十日夜祭と称され、献膳式に引き続き古伝の常行三昧供の修法が行われます。さらに厄年の老若男女がたいまつの明かりを先頭に常行堂まで練り歩き、宝前に大根や白菜などの供物をささげて、無病息災、家内安全を祈願する献膳上り行列が行われます。最後に堂内では法楽として延年の舞が夜半まで奉納されます。 時間は以下の通りになります。
クチコミ・評判
1~2件(全2件中)
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境内に入ると勇壮な裸参り
- 4.5
- 旅行時期:2020/01(約6年前)
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毎年1月20日、JR平泉駅前から毛越寺まで裸参りの男たちの行進が行われた後、常行堂前で蘇民袋の奪い合いが行われます。当日は... 続きを読む16時30分から通常\500円の拝観料が無料になり、境内が開放されます。スケジュールは以下のとおりです(2020年の例)
15時 献膳式
16時 初夜作法(約2時間)(常行堂内)
16時30分 境内無料開放
18時 後夜作法(約1時間)(常行堂内)
19時20分頃 献膳行列(裸参り)出発(平泉駅前)
20時頃 献膳行列到着・蘇民袋奪い合い(常行堂前)
21時 延年の舞(常行堂内)
24時頃 終了
蘇民祭は黒石寺のものが有名ですが、翌朝まで一晩中行われるため、比較的早い時間に行われ、JR平泉駅からすぐというアクセスの良いこちらのお祭りは、観光客的には訪れやすく、黒石寺蘇民祭の予行に訪れるのにも良いと思います。ただし、最後の延年の舞まで見ていくと、夜12時くらいまでかかるので、舞の盛り上がりはイマイチですが、延年の舞の第一部とも言える田楽の舞までが手ごろではないでしょうか。田楽の舞は、夜9時から始まり、30分程で終了するので、平泉駅22時12分発、一ノ関行き上り最終1本前や、22時21分発、北上行き下り最終列車などに余裕で間に合います。
なお、延年の舞を最後まで見ていかれる方は、相当の厚着をしていく必要があります。何故なら、延年の舞が行われる常行堂では、扉が全て開放され、吹きさらしの東屋のような状態となり、屋外の寒中と変わらぬ堂内の桟敷で体を動かさず、じっと座っているのは、なかなか大変だからです(暖房は奥の方についているだけです)。祭り前半の初夜作法や後夜作法も同様です。
冷えた体は、近くに宿をとっていれば、部屋に戻ってすぐ温まることができますが、そうでない場合、毛越寺から5、600mほどのところにある日帰り温泉、悠久の湯平泉温泉に浸かっていくとよいです。ただし、営業時間が朝10時から夜9時までなので、裸参りや延年の舞の後に利用することはできず、初夜作法や後夜作法の合間に利用するとよいでしょう。
ちなみに初夜作法や後夜作法は、素人には堂内で単に皆でお経をあげているくらいにしか映りませんでしたが、お経の種類や内容に詳しい人はきっと心洗われる内容なのだと思います。後夜作法の時間辺りまでは人も少なく、松明も点いていないのですが、裸参りが始まるまでには、本堂前や、常行堂前の大泉が池の畔に松明やお焚き上げの大きな炎が燃え盛ります。炎の前に立っているととても熱くて温まります。また、平泉駅前から続く道路の毛越寺前辺りで露店がいくつか並んでいて、お好み焼きや大判焼きなどが売られているので、小腹を満たすのによいです。
献膳行列は19時20分頃、平泉駅前出発とありましたが、実際はそれより7、8分早く動き出しました。途中、行列の前を横切っても、よほど危険な歩き方などをしなければ咎められることはなく、むしろ、観客が行列の人達にお酒を飲ませたりして盛んに盃を差し出して近づいていく程なので、とてもシャッターチャンスに恵まれるお祭りだと思います。たくさんのカメラマンが入れ替わり立ち代わり行列の前でシャッターを切っていましたが、やはり人混みの暗い夜道なので、雪や氷に滑って転ばぬよう、足元には注意した方が良いと思います。
行列のルートは、JR平泉駅前→毛越寺本堂前→大泉が池の西側を半周→常行堂となります。毛越寺境内に入ると、行列の後半は2人ペアで火の点いた松明を重ね合い、摺り足でまるで集団でダンスをするように行進していくので、間近で眺めるとなかなか迫力があります。ただ、常行堂に到着すると、早くも先頭の方では蘇民袋の奪い合いが始まるので、行列が常行堂に着いたら、できるだけ早めに前方に場所をキープした方がよいです。また、松明の火を消して、木の束をへし折って縁起物として観覧者に分けてもらえます。
蘇民袋の奪い合いに決着がついた後は、餅撒きがあります。蘇民袋を勝ち取った福男も餅を撒くので、その人の撒く餅を直接受け取ったらラッキーです。ほとんどが冷たくて固いお餅でしたが、中には柔らかくてその場で食べられるものもありました。
延年の舞は、神社で言う神楽にあたるものだそうです。田楽の舞は報道関係者ほか写真が撮れるようですが、その他は厳禁なので、ぜひ自分の目で鑑賞してみてください。田楽の舞はある意味、無機質な集団での無言の足を踏み鳴らすダンスのよう(外国人が来ていたので、彼らならそう表現するかも)でしたが、その後は平安朝を彷彿とさせる優雅な舞だそうですから、近隣に宿をとるなどして、温かい恰好でぜひ最後まで鑑賞していくとよいでしょう。 閉じる投稿日:2020/01/23
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厄払いの火祭り
- 5.0
- 旅行時期:2010/01(約16年前)
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1件目~2件目を表示(全2件中)
基本情報(地図・アクセス・営業時間)
- 施設名
- 毛越寺二十日夜祭
- 住所
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- 岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
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- 大きな地図を見る
- 電話番号
- 0191-46-2331
- アクセス
- JR平泉駅 徒歩 7分
東北道平泉前沢IC 車 10分
- 営業時間
- 開催地 毛越寺
- その他
- 15:00~ 献膳式
16:00~ 常行三昧供
19:40~ 護摩供
21:00~ 延年の舞奉納
※堂内は撮影禁止です。ご遠慮ください。
※16:30より拝観無料となります。
※常行堂前のお札所は13:00~22:00までとなります。
二十日夜祭限定「摩多羅神」の御朱印は常行堂札所にて授与いたします。
- 公式ページ
- 詳細情報
※施設情報については、時間の経過による変化などにより、必ずしも正確でない情報が当サイトに掲載されている可能性があります。
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