夏の青森は熱い。気温ではない、街全体が「ねぷた」が発する情念で熱いのである。津軽人を表す言葉は「情張り」。でかい事、派手...
続きを読むな事が大好きで、言ったことへの後悔とそれをうち消すために「剛情」を張る。「立佞武多」は、先人たちの意地気概、「情張り魂」を思い起こさせてくれる。
「立佞武多の館」は祭り期間以外でも大型の立佞武多を常時見学することができる。見どころは何と言っても実際の立佞武多や祭りを体感できる立佞武多展示室(有料)。まずは4階までエレベーターで直行。祭りでは見ることの出来ない立佞武多の表情を直近で見ることができる。らせん状のスロープを下りながら立佞武多の細部も堪能。途中、巨大スクリーンの映像・音響効果で、実際の祭りを体感し、各所に設けてある祭りの歴史展示物も楽しめる。
また無料エリアも見どころ多彩。立佞武多製作所では、実際の立佞武多の製作見学はもちろん、紙貼りの製作体験も行うことができる。他に、金魚ねぷたの製作体験、美術展示ギャラリー(有料)や270度を見渡せる展望ラウンジも楽しめる。1階には、津軽の名産の数々を取り揃えた物産コーナーやオープンカフェもある。
2015年の立佞武多祭り期間は8月4日(火)~8日(土)。訪れたのが8月5日、まさに祭り期間の真っ最中。「立佞武多展示室」へ行くエレベーター前には長い行列があり、待ち時間があった。1階の物産コーナーも多くの人で賑っていた。
閉じる
投稿日:2015/08/21