雨がどしゃ降りの中、入間市駅近くの蕎麦屋で昼食
マルヒロの向かいにある「やまじん」へ!
そば屋には、砂場系、更科系...
続きを読む、藪系、などの系統がありますが、こちらの「やまじん」さんは一茶庵系らしい!
川端康成も好んだ「一茶庵」は江戸時代に生まれた蕎麦の御三家「藪」「更科」「砂場」と比べて歴史は浅く、埼玉県出身の片倉康雄さんが大正15年に現在の新宿駅前に「一茶庵」を開業・・・
昭和八年(1933年)に大森に新しい店舗を開くと人気の店となった!
しかし、太平洋戦争で大森の店を失い、戦後の混乱期を熊谷で過し、昭和二十九年(1954年)に栃木県足利の地に「一茶庵」を開業し、その足利の地で多くの弟子を育て、日本中に「一茶庵の手打ちそば」を広めたとう!
さて、そんな「一茶庵」の流れを汲む「やまじん」さんは仲むつまじいご年配のご夫婦が経営されてるアットホームな店舗で、厨房前には2人掛のテーブルが並び、奥には小上りもある!
笑顔ときめ細かいおかみさんの接客が好印象!!
メニューを見てみると「3色そば」があり、このようにお品書きに3色などの盛り合わせがあるのも一茶庵系の特徴といえるでしょう!
という事で3色そばを頂いてみよう!
外は土砂降りなのに蒸し暑く汗ばんだ体をビールでクールダウン・・・
ビールのアテにだし巻きを頂く・・・
ふわとろな玉子焼きではなくしっかり火を通した玉子焼きは甘さを控えで、汁は蕎麦汁を薄め甘さが感じられる汁と良いハーモニー!
3色そばと一緒に注文した天盛を追加!
そこのそば屋にも大概「天そば」という品書きがありますが、この天盛を追加すればお好みの蕎麦との組み合わせが可能となります!
追加の天盛は、海老天2本、ミョウガ2個、かぼちゃ1個、紫蘇1個という内容で900円!
そして、メインの3色そばの内容は4種類の中からその日によって変わるようですが、この日の3色は、太打ちの田舎そば、細打ちの白雪そばはいわゆる更科、変わりそばは茶そば!
個人的には田舎そばが好みでした!
蕎麦の歯ごたえはそれほど堅くなくお年寄りや子供でも食べやすい湯で加減で蕎麦汁も江戸前ほどの辛さは無くて出汁とかえしの甘みが感じられる。薬味はねぎ、おろし、山葵はねりわさびだったのが少し残念・・・
次回訪問する機会があれば「せいろ」か「田舎」を大盛で頂いてみたいです!
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投稿日:2019/08/16