松本城のイイところは？☆☆☆

Question

松本城のオススメ内容と、特徴を教えてください!!!!!!!あと、松本城と、国宝松本城って、違うんですか？

matsumoto · Answer

松本城は築城されて約４００年が経ちますが、戦災も受けておらず当時のまま保存されています。城内に入ると当時の道具で荒々しく削った柱が黒光りしていますし、先人の知恵とも言える建築方式が採られていたりします。
当然床も木製ですので、履物は脱いで袋に入れて持ち歩きます。冬期は床が冷たいので厚手の靴下で行かれることをオススメします。

国内でもこれだけ保存がしっかりしているお城は数少ないと思います。

国宝なのは天守閣のみで庭園を含めた敷地は国宝ではありません。

晴れていれば天守閣から北アルプスが一望できます。いにしえのお殿様もこの風景を眺めたのかと思うとなんだか嬉しくなります。

sakurareport · Answer

松本城のいいところは、天守閣の美しさもさることながら城下町の美しさです。蔵造の街並みが残っていて、街歩きも楽しみの一つです。また、松本城下は水の豊富な町で、現在でも水源が城下町のいたるところに残っています。松本城に行った際は、管理事務所に城下町の地図をもらいに行くと城下町のマップをもらえるので、それを手に城下町を巡ってみるととても面白いですよ。

河内の国際派 · Answer

建築に興味があれば、天守閣の柱をごらんください。「ちょうな」という、現在では使われていない道具で表面を打ち付けるようにして仕上げてあります。他の城でもなかなか見られない古い技法です。
復元された太鼓門も文化庁の指導によりその技法を用いて新築されていますが、オリジナルとの違いを感じながら見ると面白いです。ちょっとマニアックすぎますか・・・？

赤い狸橋から眺める水面にうつりこむ美しい城の姿が一番の見所かと思いますが、残念ながら狸橋は現在は修復工事中らしいですね。

ドクターキムル · Answer

松本城の天守閣は国宝に指定されており、慶長2年（1597年）頃に建築されました。５層天守閣の典型的なイメージを持っています。日本各地に鉄筋コンクリートで５層天守閣が再建されていますが、そうしたものとは違い、400年以上も前に建てられたものです。
天守閣最上階がぽったりとしてバランスを欠いているのは残念ですが、元々は外廻縁高欄があったのを覆ったためと考えられています。雪国では冬は外廻縁高欄は不向きであったからでしょう。8万石の大名で五層の天守閣が良く建てられたものだと思ったら、豊臣秀吉がパトロンとして援助したから建ったようです。金箔瓦はありませんが、安土・桃山時代を代表する天守閣でしょう。
天守閣は明治期に傾き倒壊寸前でしたが、今このように残っていることは奇跡的な感じもします。また、屋根の瓦の重さ（調べたが分からなかった。事務所でも調べてWebに掲載してくれると言いながらもう何年も経ちましたが。）も気に留めておいてください。
天守閣の階段の傾斜がきついのが安土・桃山時代には普通です。足元と頭上に注意して登ってください。