旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

島根県大田市温泉津町温泉津イ707-1 地図 / アクセス・施設情報

旅館吉田屋のクチコミ

2件
絞り込む:同行者 
  • 温泉津にある一風変わった旅館 吉田屋さんのご紹介

    4.0旅行時期:2012/07 (約12年前)

    たこし!

    たこし!さん(男性)

    温泉津のクチコミ:1件

     憧れの温泉地「温泉津」へ訪れるにあたり参考にしたのは温泉津の観光協会ホームページ。その中でもなんとなく気になったお宿が「吉田屋」さん。
     伝統のある老舗旅館なんだけど、一風変わっていてとてもオススメなので是非ご利用いただきたい。
     宿は築81年、リゾートなゴージャスな雰囲気やリビルドしておしゃれな雰囲気なんて、ない。中も一緒。
     トイレは共同。風呂は温泉地なのに温泉じゃない。一言で言えば、ぼろい。
     しかし、こだわりは一級品だ。
     まず、スタッフは私が見たところみんな女性、というか、若女将一人。若女将はなんと25歳。
     板場は見えないのでひょっとしたら何人かいるのかも判らないが、料理を持ってきてくれた若女将に聞くと自分が調理しているという。
     夕食は、野菜中心。食前酒は若女将が育てているベリーを原料にしているという。トマトと枝豆の和え物も、きゅうりの酢の物も、オクラの和え物も、刺身のツマも、みんな若女将と旅館のスタッフが育てている野菜だ。充実の食事が出てくるが野菜と米はみんな自分たちで作っているという。魚は地のものを仕入れて使っているそうだ。そして、文句なく美味い。
     さて、食事はほとんど自家製だと書いた。毎日旅館をしながら畑もできるのか?という疑問を持つ。
     実はこの旅館、客をとるのは金土日の夜のみ。平日はなんとスタッフ総出で畑仕事したり、その他の「地域貢献活動」をしているという。
     そしてその「地域貢献活動」は希望すれば体験できるとのことだ。体験、というか、如何に若者たちが地域に貢献できるか、「若女将塾」という塾を主宰しているのだ。この25歳の若女将、なかなかできる。
     旅立つ際にもう一人スタッフが顔を出してくれた。たった一人では当然運営できないだろう。私より数歳若い女性だった。彼女が経営者だということらしい。
     他にも、受付前のお土産コーナーは地元のものも含めて世界各地から集められた民芸品、温泉ではない風呂は日替わりでゆずやお茶やハーブの香り広がるロハスな湯を独り占めできる家族風呂、文才なく魅力が伝えきれないのが残念だが、ただの温泉旅館ではない。
     とにもかくにも印象に残る宿だ。

  • がんばっている老舗です。

    4.5旅行時期:2010/06 (約14年前)

    Aさん

    Aさんさん(男性)

    温泉津のクチコミ:1件

    ここは、テレビで紹介されていて、応援したいとおもい、今回利用しました。

    歴史ある老舗の旅館なのですが、後継者不足のため、一般公募して、大坂のOLさんが女将になりました。そこだけでも、応援したいのですが、それだけではありません。

    石見銀山の近くで追い風があるとはいえ、やはり、山陰は大変です。その中でNPOを立ち上げ、地域復興のために、色々行っています。

    経営努力もしています。
    たとえば、どうせ客の来ない平日は営業をやめて、週末のみの営業にしたりとか。
    月~木は地域貢献日と銘打って、周りや、自分のところの農園などでスタッフが働いています。

    旅館でインターンと称して「若女将塾」を行っています。
    がんばってほしいです。

    で、冒頭で挙げたテレビで馬鹿なことを言っていました。
    コメンテーターが、週末だけ営業するとか、中途半端をやらずに、NPOに専念して、地域復興のために行うべきだとか偉そうに言っていました。

    しっかりとした土台を持ってこその地域復興だろうに。

    その話を仲居さんにしたら、仲居さんも見ていたらしく、一緒に笑っていました。

    偉そうにしているコメンテーターだけど、現実を見ていませんね。

    こちらにURLを置きますので、皆さんも応援してあげてください。
    http://www.lets.gr.jp/yoshidaya/index.htm

1件目~2件目を表示(全2件中)