ハードは良いがソフトはまだ2流

成田からドバイ往復のチケットを航空会社のサイトから直接購入しました。元々は往復エコノミークラスの予定でしたが、行きのフライトでエコノミー席が満席の為、ビジネスクラスへ無料で変更を依頼され承諾してビジネスクラスに変更となりました。人生初のビジネスクラスでした。帰りはエコノミークラスでしたので違いが良くわかりました。ウェルカムドリンクがあり、シャンパンを選びました。座席はもちろんフルフラットですし、モニター画面も大きく、使いませんでしたがタブレットもありました。アメニティーもこれだけ使うのかというくらいのセットでした。各座席にはフリーのミネラルウォーターとペプシ、セブアップの小缶がありました。ヘッドセットもエコノミーとは違い本格的でした。（重いです。）食事は、夕食に相当するものはなく、5種類の軽食メニューからの選択でした。恐らく初めからビジネスクラスを予約した人はラウンジで夕食を食べられたのではないかと思います。空港に来てビジネスクラスに変更になっていたのでエコノミーのつもりで夕食は摂らずに来ていました。朝食は和食を選びましたが、いわゆる松花堂弁当です。朝から十分量いただきましたが、味噌汁が冷めていてこれはいただけませんでした。ドリンクサービスで、朝からシャンパンをいただきました。ではエコノミークラスと同じものは何かというとモニターのコンテンツとトイレです。そして本来一番大事かもしれないサービスがいけません。2点ありました。1つは軽食提供時にドリンクの選択があるのですが、ビールを注文しましたが、食事（選択したのはお好み焼）が運ばれてからなかなかビールを持ってきません。仕方なく別の担当CAにビールを依頼しました。ビールが先なのが当たり前だと思います。エコノミーでは食事と関係ないときにソフトドリンクのサービスがあったのですが、ビールを注文するとスナック菓子まで付けて出していただけました。もう1つは毛布が入れてあった袋に自分が履いていた靴下を入れておいたところ、その袋が寝ている間に回収されていました。起きた時袋がないのに気づき、探しましたが見つからず、日本語が出きるCAを呼んでもらい事情を説明すると、直ぐにその靴下の入った袋を持ってきました。こちらが申告しなければごみと一緒に捨てられたかもしれません。エコノミークラスでもそうでしたが、客がいようといまいが、座席にある袋やごみを許可なく持っていかれました。確かに毛布は航空会社が提供したものでそれが入っていた袋も航空会社のものかもしれませんが、一旦は客に渡したものです。許可なくゴミ扱いするのはどうかと思いました。ですからエアバスA380という最高の機材で、アメニティーなどハード面は充実していましたが、肝心のサービス面はまだまだ2流以下と言わざるを得ません。