2017/06/04 - 2017/06/07
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Dwind_999さん
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サンクトペテルブルクから約14時間半バスに乗ってリガ経由でリトアニアのヴィリニュスにやってきました。
ソ連、ドイツの占領による暗黒時代を経て悲願の独立を果たしたのは、つい20数年前。
そんな苦難の蹂躙された歴史など、無知な旅人には存在しなかったかのように感じさせる、バルト海東岸に南北に並ぶ、穏やかな表情を見せるバルト三国。
まずは南のリトアニアから巡ってみることにしました。
※レート換算
1ユーロ=\130(切りのいいところで)
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サンクトペテルブルクを出発して約2時間半、6月3日の22時半頃にロシアとエストニアの国境に到着。
まずはロシアの出国審査をスムーズに抜け、写真のこの場所で30分ほどの休憩を兼ねたショッピングタイム。
このあとのエストニア入国審査では、どこに何日滞在するのか?旅行のルートは?などの質問をされて手間取りました。
日付が6月4日(日)に変わった頃、みなの入国審査が終わってバスがスタートし、少し走った所で新たに乗客が何人か乗り込んできました。 -
6月4日(日)6時35分、バスはラトビア・リガの[Riga Coach Station]に到着。
バスターミナル バス系
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7時出発の別のLux Expressのバスに乗り込んでリトアニアのヴィリニュスへ向かいます。
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田園風景を車窓に見ながら走る。
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リガから4時間弱、10時50分にリトアニアの首都ヴィリニュスのバスターミナル(Vilnius Coach Station)に到着。
リトアニアはこの時期はサマータイムでサンクトペテルブルクとは時差がなく、日本との時差は-6時間。
バスターミナルのATMで490ユーロ(\63,263)引き出して、すぐそばにあるヴィリニュス駅前ロータリーの所に来ました。
正面の建物がヴィリニュス駅。 -
ヴィリニュス駅の北側に広がる旧市街へと歩いてくと、時おりトロリーバスが走ったりする石畳の道が続き、どことなく穏やかな空気に包まれてホッとします。
こんな所にはスリなんかいないだろうな、と思わせるのどかさがあります。 -
ピーリモ通りをずっと歩いてきて途中から左に曲がり、右手向こうにあるホテルを目指します。
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予約していた[Reformatai Park Hotel]にチェックイン。
4泊で196ユーロ(\25,480)。現地でクレジット払い。
4階のシングルルームで狭いけど小ぎれいです。PARK HOTEL VILNIUS ホテル
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2階のフリースペースでは、クロワッサンやパイなどが用意され自由に食べられるので、ここでコーヒーを飲みながらくつろいだりしました。
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ホテル前の道路を走るトロリーバス。
女性運転手がけっこう多いようです。 -
まずはビール。
ホテルから少し歩いたところにある適当に見つけた店で、生ビールで喉を潤しながらまったりとした午後のひと時を味わいました。 -
モスクワやサンクトペテルブルクの大都会からやってきただけに、この静かな佇まいが心に優しい。
石畳の路地裏風景にも味がある。 -
何の変哲もない、日常的な佇まいを見せる路地であっても、異邦人の旅行者の目には絵になる風景です。
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ざわついたところもなく穏やかな旧市街の石畳の通り。
ただ歩くだけで楽しい。 -
滞在ホテルとメインストリートのピリエス通りの間を何度も行き来したドミニコヌ通り。
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さっそく午後のスイーツタイムといきます。
2.5ユーロ(\325)のケーキを2つと、カプチーノ(2.5ユーロ)で幸せな甘~いひとときを過ごしました。 -
さらにちょっぴり迷いながら旧市街の路地を歩いて行く。
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市庁舎広場に出てきました。
市庁舎広場 広場・公園
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市庁舎広場から夜明けの門通りを南へ進んで行きます。
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聖テレサ教会とその奥に夜明けの門が見えてきました。
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聖テレサ教会の右横を進むと、9つあった城門のうち、ただ一つ残っている「夜明けの門」の前に着きます。
門の上は礼拝堂になっていて聖母マリアのイコンが納められ、人々の篤い信仰を得ているそうです。 -
バスターミナル付近を迷いながら歩いていて出くわした、あのマザー・テレサの「神の愛の宣教者会」のシスターたち。
青い3本線が入った木綿のサリーを目にするとコルカタを思い出します。 -
ヴィリニュスの旧市街をゆくトロリーバス。
女性運転手の率が高い。 -
20時過ぎ、旧市街北側のメインストリートとなるピリエス通りを進む。
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ピリエス通りでアコーディオンを伴奏に思わず踊りだす旅行者らしきカップル。
孤独な旅人には羨ましいけど、何だか心温まる光景でした。 -
ホテルからピリエス通りへ行くときに何度も通る、ドミニコヌ通り。
21時過ぎ、中華風のレストランがあったので入ってみました。 -
カレースープヌードル(6.8ユーロ)と小瓶のビール(3.2ユーロ)をいただきました。
これまた、麺といい汁といい、日本のカップラーメンの方がよほどマシだよ、と思えるようなお粗末さでした。
ホテルに戻って、フリーのコーヒーとアップルパイで口直ししました。 -
ホテルの朝食。
狭い2階の食堂みたいなところでいただくビュッフェ、温かいミール類はなく軽食スナック程度の物で、品数が少ないのは残念。
朝は少し肌寒いけど、テラス席でいただいたりしました。 -
11時頃ホテルを出る。
朝方に雨が降って少し肌寒い天気。 -
王宮と大聖堂のあるカテドゥロス広場に来ました。
カテドゥロス広場 広場・公園
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18世紀後半に大改築が行われた大聖堂。
小学生の一団が見学していました。 -
大聖堂を出てからゲディミナス城跡に行きました。
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リトアニアの国旗がはためく、丘の上のゲディミナス塔。
14世紀に丘の上に城が築かれ、「上の城」と呼ばれていたが19世紀に帝政ロシアによってその大部分が破壊され、現在は監視塔として使われていたゲディミナス塔のみが残っている。ゲディミナス城 城・宮殿
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丘の上から見る、代々のリトアニア大公が住んだリトアニア大公宮殿の右側面。
「下の城」と呼ばれるこの王宮も、19世紀初めに帝政ロシアによって取り壊され、20世紀終わりのリトアニア独立後に再建作業が始まり、2013年に完成したそうです。
その一部が博物館として公開されています。 -
丘の南方向には、ヴィリニュス大学の敷地内にある、ヴィリニュス旧市街では一番の高さを誇る、聖ヨハネ教会の鐘楼が赤い屋根から抜きん出て見えます。
鐘楼の高さは63m。 -
塔の北側にはネリス川。
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ゲディミナス城を出たあと、ネリス川沿いに東へ歩いて「聖ペテロ&パウロ教会」にやってきました。
聖ペテロ & パウロ (ペトロ イル ポヴィロ)教会 寺院・教会
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17世紀後半に7年かけて造られたバロック様式の教会。
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内装に30年余りの歳月を費やした、2000以上といわれる漆喰彫刻が素晴らしい。
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ノアの方舟を模ったシャンデリアが天井からぶら下げれている。
彫刻のテーマは聖書や神話から取られているそうです。 -
見上げると、その埋め尽くされた漆喰彫刻に目も眩むほど。
旧市街から少し離れているので見学する人は少ないようで、この時も若い現地の女性が灯明を捧げてお祈りしているだけでした。
入場料は無料ですがビデオ撮影もしたので2ユーロ寄付しました。
<聖ペテロ&パウロ教会>
https://www.youtube.com/watch?v=i9aPG-VmVbQ -
「聖ペテロ&パウロ教会」をあとにして、近くのバス停から17番のトロリーバスに乗って王宮近くまで移動。
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運賃は1ユーロで、現金払いの場合は降りるときに運手席ドア付近のガラス窓下のボックスに入れました。
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ホテル近くに戻ってきて、街角のカフェでビール。
1杯2.5ユーロ。 -
滞在ホテル前の石畳の道を走るトロリーバス。
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落書き(ストリートアート?)の路地風景もそれなりに、旧市街の佇まいに溶け込んでいる。
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21時45分頃のカテドゥロス広場の大聖堂前に建つ、高さ53mの鐘楼。
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22時頃、ゲディミナス城にやってきました。
ようやく太陽が沈む時刻。 -
陽が沈み、ピンクの帯を広げる西の空。
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ゲディミナス塔の向こうにお月さんが顔を見せています。
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22時半前、城壁の一部が残るゲディミナスの丘を下りて行きます。
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王宮前のカテドゥロス広場からピリエス通りの所に来ると、昼間とは打って変わりひっそりとしたもの。
陽は長いけどヴィリニュスの夜はあんがい早く、22時を過ぎるとカフェやレストランも店じまいするところが多く、旧市街も静かな薄暮の夜に包まれていきます。 -
人の通りも少なくひっそり。
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そんな中で、23時をまわっているけどまだ開いている店があったので、生ビールを1杯ひっかけて帰りました。
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6月6日(火)。
ヴィリニュスのバスターミナルの窓口でトゥラカイ行きのバス乗り場を教えてもらい、9時15分発のミニバスに乗車。
運賃は1.7ユーロ。バスターミナル (ビリニュス) バス系
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ビリニュスから西へ30kmに位置するトゥラカイ。
トゥラカイのバスターミナルで下車して、トゥラカイ城までの約2.5kmの道をてくてく歩いて行きます。
かつて、ヴィリニュスに都が移る前にリトアニアの首都がここに置かれていたとは思えないほど、人も車の通りも少ないのどかな町。 -
湖に架かる橋を渡って小さな島にあるトゥラカイ城に向かいます。
何だか、中世の冒険物語に出てくるようなメルヘンチックな光景。 -
門楼を抜け、チケット売り場で半額のシニア料金3.5ユーロを払って広場へと入る。
トラカイ城 城・宮殿
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階段の上からトゥラカイ城の広場を見る。
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堀に架かる跳ね橋を渡って城の中に入ると、3層になった回廊の赤レンガの建物に取り囲まれる。
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城の建物の中は一部展示室になっていて、トゥラカイ城の歴史を物語る品々が展示されていました。
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1時間ちょっとの見学を終えて城を出ると、続々と観光客が橋を渡ってやってきます。
このあと湖沿いに歩いて、14世紀の半島の城址を見てからバスターミナルへ戻りました。 -
トゥラカイ城からヴィリニュスに戻ってきて街を歩いていると、何だかレトロっぽい店内が外からちょっと見えたので入ってみました。
カウンターにいた中年男は、ごついバイク野郎みたいな感じで、ちょっと場違いな店に入った感はありますが、1杯3ユーロ(\390)の生ビールで喉を潤しました。 -
ビールのあとはスイーツが欲しくなり、旧市街北側のゲディミノ大通りから南へ入った路地にあるカフェベーカリーに行きました。
カフェ前の路地は道路工事中でしたが、日本で見るような前後に警備員を配置したり工事中の看板を立てたりなどしないアバウトさ。
歩行者は工事中のすぐ横を通って道を横切ったりしています。 -
ガイドブックにも載っていた、「ピナヴィヤ」というベーカリーカフェに入り、美味しくいただきました。
全部で9.9ユーロ(\1,290)ピナヴィヤ カフェ
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昼間は長袖シャツ1枚でちょうどいい陽気。
さわやかな日射しを浴びながら飲食を楽しむ若者たちが多い、ゲディミノ大通り。 -
ゲディミノ大通りを東に進んで突き当たる、カテドゥロス広場に来ました。
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再建・増改築を経て18世紀後半に大改築が行われた、6本のドーリア式円柱をもつファサードが素晴らしい、新古典主義様式の大聖堂。
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旧市街の東側にある、15世紀末に建てられた、赤レンガのゴシック様式の聖アンナ教会。
天を刺すような鋭い尖塔が特徴のゴシック様式。
なんだか先っぽがポキッと折れそうな感じがしてしまう。聖アンナ (オノス)教会 寺院・教会
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聖アンナ教会の内部。
教会堂内の静謐な空気に触れると、不信心な者でもなんとなく厳粛な気持ちにさせられます。 -
特に当てもなく、旧市街の路地を迷い歩く。
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路地の通りの中ほどにカフェのテーブルがあったりする。
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街角のキオスク(売店)も、ロシアのに比べると窓口が大きく開放的。
といっても、かつてロシアに占領されていたリトアニアだけに、その名残りはいろいろあるでしょうし、ロシア系住民もいるので時おりスパスィーバとかハラショーという言葉が聞かれました。
横断歩道の信号機デザインは、大股でガンガン歩くイメージの力強さ。 -
20時過ぎ、街歩きの合間にレストランで夕食。
メニューの写真を指差して、リトアニアの伝統料理「ツェペリナイ」を注文したが、今日はもうないと言われ、代わりに同じようなのがあるのでそれでどうかと言うのでお願いしました。
出てきたのはツェペリナイをただ油で揚げたような代物で、単に売れ残りの古いのを油で揚げて誤魔化してるのではないかと勘ぐりたくなりますが、あまりパッとした味ではなかったです。
もう一つ注文したカルボナーラは好みじゃないマカロニ。
お味の方も、これは全然カルボナーラじゃないよ~ってな具合。 -
食事のあと、市庁舎広場にある旧市庁舎前に来ました。
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旧市庁舎から南に延びる夜明けの門通りを進むと、西日の当たる聖テレサ教会が見えてきた。
何度もこの辺りに来てしまいます。 -
6月7日(水)、ヴィリニュス4日目。
朝10時前にホテルを出てヴィリニュス大学の中庭に来ました。
ヴィリニュス大学の入場料は3ユーロ。ビリニュス大学 建造物
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ヴィリニュス大学の敷地にある聖ヨハネ教会の鐘楼(2.5ユーロ)に上がりました。
エレベーターで途中までのぼり、そのあと歳月を感じさせる木組みの梯子の様な急な階段を上がっていく。
※狭い階段を歩いて登ってこれるのを忘れていて、ついエレベーターに乗ってしまった。 -
風が強く吹く高さ63mの鐘楼の展望台から見る、赤茶けた屋根が連なるヴィリニュスの旧市街。
鐘楼から北東方向の左端に「ゲディミナス城」、右端に「3つの十字架の丘」が見えます。 -
鐘楼の北方向には、王宮と大聖堂。
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こちらは西南方向の旧市街。
ホテルからピリエス通りへの通り道であるドミニコヌ通りを何度も行ったり来たりしました。
ドミニコヌ通り沿いにあるカトリック教会の塔が見えます。 -
東方向。
同じような赤茶色の屋根が広がる旧市街。 -
旧市街から見る東北方向。
左端に「3つの十字架の丘」が見えます。
まだ誰もいない鐘楼の展望台から旧市街をゆっくりと眺めることができました。
<聖ヨハネ教会 鐘楼からの展望>
https://www.youtube.com/watch?v=pxhQw3OYz-Y -
鐘楼を下りてきて、どこをどう見ていいのかよくわからないヴィリニュス大学のほんの一部を見学。
言語学部2階ホールの「四季」のフレスコ画が有名らしい。 -
聖テレサ教会の右横、夜明けの門通り沿いにあるカフェでビールタイム。
バイオリンが奏でるメロディーを耳にしながら、ビールをいただきました。
写真を撮ったので、1ユーロあげました。 -
ほろ酔い加減で夜明けの門のチャペル(礼拝堂)をのぞいてみる不届きものです。
奇跡を起こすと信じられていた、金色に輝く聖母マリアのイコン。
今も多くの民衆の信仰を集めているそうです。夜明けの門 史跡・遺跡
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夜明けの門の礼拝堂から見た「夜明けの門通り」。
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夜明けの門の西側近くにある「ハレス市場」をちょっとのぞいてみました。
農産物や肉などの食料品を扱う庶民の台所。ハレス市場 市場
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雨が強く降り出し、ハレス市場でしばらく雨宿り。
ハレス市場の前に、壁一面にユニークな絵が描かれた建物がありました。 -
雨が小降りになって一度ホテルに戻り、2、3時間ホテルで過ごしたあと、雨が降ったりやんだりする中を歩いて「KGB博物館」にやってきました。
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ソ連統治下の1944年から1991年まで国家警察、秘密諜報機関のKGBがおかれていた建物。
重厚な建物の重厚なドアを開けて入り、6ユーロ払って見学しました。KGB博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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重苦しい空気に満たされた、地下の牢獄。
人間の尊厳を踏みにじる激しい尋問や拷問などが行われた凄惨な悲劇の歴史の記憶が廊下や壁に沁み込んでいるかのようです。 -
目を背けたくなるような写真もありました。
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赤い星マークの鉄道と線路に置かれたトランク。
リトアニア人やユダヤ人のシベリア強制収容所送りを暗示する展示だろうか。
能天気にビールを飲みながら車窓の景色を楽しんだシベリア鉄道、地獄行きの列車と化した時代があったんですね。 -
大きな「KGB博物館」の建物外壁には犠牲になった人たちの名前が刻まれ、そぼ降る雨に濡れていました。
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気の滅入るKGB博物館を出て、ゲディミノ大通りからピリエス通りに来ました。
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市庁舎広場の一角にあるカフェ・レストランでビールを飲みながら一休み。
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ヴィリニュス旧市街の石畳の路地も歩き納めです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- daisuke-iさん 2017/09/17 17:52:13
- やっぱり、この旅行記はいいです、エストニアの市民の生活はどう、映りました
- 行ったことのない国の旅行記を拝見しています
小さな国ですね、ロシアと民族が違うのでしょうか?ポーランドのことは時々聞きますが、
バルト3国はがDwind-999さんが、書かれているように街並み、路地がテーマパークのような印象を受けました。
通りの、両側の建物は、一階が店舗で、二階、三階は住居空間なのでしょうね。
女性の方は、ほとんどがパンツスタイルで、若い方はショートパンツスタイル。
旅行記の中の、ビールは、300円から360円位か、私も飲んで見たいです
、またエストニア含め中欧ヨーロッパ(違うかな?)の食事は、野菜が少ないような?
気がします。
ジャガイモ他か缶詰のトウモロコシ豆で、味覚には鈍感なのかな、甘い、辛い、酸っぱい。
中華風ラーメンには、驚きですね、日本の食べ物はほとんど知らないでしょうし。
ともあれ、旅行記を楽しく拝見しています。
追記、
今回街並みの写真が特に素晴らしいです、特に人の後ろ姿が映っているのがいいです。
- Dwind_999さん からの返信 2017/09/17 20:32:58
- RE: やっぱり、この旅行記はいいです、エストニアの市民の生活はどう、映りました
- daisuke-iさん、こんばんは。
「ロシア&バルト三国の旅」の旅行記を熱心に見ていただき、たいへん感謝しています。
アジア旅がメインの私にとってはヨーロッパ方面は敷居が高く、足を引っ掛けて転びそうになりますが、ただ街を歩くだけでも路地裏のちょっとした佇まいに中世の歴史の記憶のかけらに触れ、その味わい深さに心躍らされます。
グルメ通ではないチープな旅人、食事に関しては私の旅行記はぜんぜん参考になりません。
私の知らない美味しい食べ物もたくさんあると思いますよ。
ありがとうございました。
Dwind_999
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