十勝で自然を満喫♪のはずが・・・　～1泊2日の一人旅（2）～

2017/06/21 - 2017/06/22

JALの「どこかにマイル」で選ばれた地は「帯広」。雄大な自然と満点の星空を中心に旅の計画を立てるも。。
自然の力には抗えません。
主にグルメと遺跡の旅行記となりました。

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目始まりました。
起きたら胃の調子がイマイチ。
遅くにあれだけ食べたのだから仕方ない。
そして、外は雨。。
ゆっくり行動しよう。

まずはモール温泉にもう一度入り、お昼に食べるために買おうと思っていたパン屋さんへ。
ホテルから歩ける距離です。

ますやパン 本店 グルメ・レストラン

本当はパンは昼用に買って、朝は卸売市場にある「ふじ膳」さんで、海鮮丼を食べに行くつもりでした。
https://tabelog.com/hokkaido/A0111/A011101/1009151/

ですが、胃が丼もの受け入れる状態ではなかったので、こちらはキャンセル。
パンを多めにして、朝もちょっと食べました。
上のサンドイッチが看板メニューのよう。白スパサンドです。
中の具美味しかった。
あとは、クリームパンとあんぱんと塩パン。

さて、チェックアウトし移動開始です。

北海道と言えば、白樺。
そしてここはロケなどでも使われている白樺並木道です。
十勝牧場へ行く手前にあります。
だーれもいません。
絵になりますね～。

十勝牧場 白樺並木 名所・史跡

続いて、本日の目的地の手前にあるナイタイ牧場へ向かいます。
公営では日本一の広さを誇る牧場で、そこからの景色がきれいだそう。
雨では、昨日の十勝が丘展望台と同様何も見えない可能性が高いですが、とりあえず行ってみます。

帯広市内から北へ向かうのですが、だんだん雨が止んできました。
それにしても道がまっすぐ、車いない！

なんとか景色見れましたー。

ナイタイ高原牧場ナイタイテラス 名所・史跡

北海道らしいですね～

ここから約15分後くらいに雲に覆われ真っ白になり、雨が降ってきました。
少しでも見れてよかった。

牧場といえばソフトクリーム。
でもよつ葉のソフトクリームなので、この牧場のというわけではありません。
風が強くて寒いので、お店の中で食べてます。

メニューはこんな感じ。
「十勝ナイタイ和牛使用」みたいな方が、良かったかもしれません。

レストランからは牛の姿は見えませんでしたが、道中たくさんの牛達が気ままに草を食べています。

さあ、今回のメインイベント（結果的に）である、
旧国鉄士幌線 アーチ橋見学ツアーへ向かいます。
所謂タウシュベツ川橋梁です。
集合場所は糠平温泉郷です。

道中、ほんの少しだけ青空が。
天気なんとかもって～

目的地直前にタウシュベツ川橋梁同様、北海道遺産に指定されている第三音更川橋梁があります。

第三音更川橋梁 名所・史跡

痛みが激しいそうで、修繕するそうです。
募金とふるさと納税で資金が集まったそう。
でも作り直しちゃうそうなので、この雰囲気はそれまでかな？

集合場所の糠平温泉文化ホールに着きました。

なかなかわかりづらいところにありますが、入り口にこのような案内が。
ツアーでは長靴、傘を貸してくれます。
ツアー時間は2時間半。一人3,500円です。
http://www.guidecentre.jp/index.html

この日は総勢18名＆ガイド3名（車3台）で出発です。

まずはメインイベントのタウシュベツ川橋梁へ向かいます。
途中から林道に入り、4kmほど進みます。
林道の入口には門があり、一般車は規制されているため都度鍵をかけます。

ただ、平日であれば自分で許可を取れば、個人でも入ることは出来るそうです。

これは車中から見た線路跡。
まっすぐ続いていますが、線路そのものはありません。
バイクが間違って進んでしまわないようにガードを付けたそうですが、熊がいじったようで、少し斜めになっています。

車を降りて、小径を進みます。

現れましたー

タウシュベツ川橋梁 名所・史跡

上はこのようになっていて、もちろん歩けません。
ここを汽車が通っていたんですねぇ。

反対側

実は真ん中2つの橋桁が壊れかかっています。
右は2013年の十勝沖地震、左は自然崩壊だそうです。

そもそもこの橋は今やダムの中にあります。
今は放水した後で、水が少ないのではっきりと見えています（例年は6月はもっと水があるそう）
この後、水位が上がり完全に水没します。
そしてまた放水し発電するのですが、場所が場所だけに分厚い氷が張ります。
放水する際に氷の塊が残っているので、それが橋を削っていきます。
また橋の中の水分も凍ったり、溶けたりして中からも痛めつけられて。。

なので、完全な姿が見られるのは今年が最後かもしれないと言われています。

それにしてもこんな立派な橋を作って線路を通したのに、ダム作るからって沈めちゃうのがすごい。他に駅なんかも沈んでるらしい。
しかも、もう汽車が通らなくなるからっていうならわかるけど、また別のところに線路引き直してまでダム作ったそう。
それだけ当時、電気が必要だったのでしょう。

水面に写った姿

一瞬の、一箇所だけ青空。
私がいる場所は雨降ってます。
山間部なので、降ったり止んだりしてました。

周りには切り株がたくさん。
ダムに沈む際にもったいないので木材として出荷したそう。
実はこの景色最近CMで使われたそう。
山崎賢人が出演しているGalaxyの旧石器時代バージョンです。
https://youtu.be/q9jGVSTpUDU

旧石器時代として成り立ってしまう風景。

ねこバスが通ったかもしれない道を通って車に戻ります。

次の場所へ移動します。
車中からですが、第五音更川橋梁も見られます。

第五音更川橋梁 名所・史跡

最後は駅も残る線路跡へ

線路そのものが残っているのは駅のそばだけなので、それまではこんな感じ。

幌加駅です。
当時はたくさんの人が暮らしていました。

旧幌加駅跡 名所・史跡

線路現れました。

切り替えポイントもあり、動かせます。

駅の看板もあります。

またこの先はこんな感じ。

最初の集合場所まで送ってもらって、ツアーは終了です。
一人旅でもこういうツアーに参加すると楽しみやすくていいですね。

さあ、お昼もパンちょっとかじっただけだし、お腹が空いたので、空港向かいがてら夕食を取ります。

最後の帯広ご飯に選んだのは地元の友達に教えてもらったカレー屋さん。
お客さんどんどん来るし、ルー持ち帰りの方もたくさん来てました。
お鍋を持ってきて、そこに入れてもらってる人が多かったです。
まさに地元のソウルフードって感じです。

インデアン 東３条店 グルメ・レストラン

私が選んだのはインデアンカレーハンバーグトッピングです。
かなり濃厚というかまったりしたカレーでした。
辛さも選べて私は下から2番目の中辛にしましたが、それでも辛さが足りなかった。
一番辛くない普通を選んでる方が多かったので、帯広市民は甘めのカレーが好きなのかな。
安くてボリューム満点です。

無事故無違反でレンタカーを返し、空港に到着です。
本当に走りやすくて、移動してるだけでも気持ちがいい時間でした。

最後は北海道限定サッポロクラシックで締めて、今回の旅は終了です。

最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。

帯広空港（とかち帯広空港） 空港