18年ぶりニューカレドニア　30年前の思い出の地にも 　その３

2017/05/07 - 2017/05/13

その1、その2からの続きです。
その１　http://4travel.jp/travelogue/11247793　
その２　http://4travel.jp/travelogue/11247991
こちらを先にご参照いただければ幸いです。

エリア ヌメア(ニューカレドニア)

マジェンタ空港まで20分弱、晴れた空の中
大変快適なフライトでした。

ヌーメア マジェンタ空港 (GEA) 空港

空港は拡張工事の様子。
あとで調べたらメインはカーゴエリアとの事で
ターミナル本体はあまり変わらなさそうです。

ヌーメア マジェンタ空港 (GEA) 空港

空港からアンス・ヴァータ地区のホテルへの送迎マイクロバス。
前日までの欠航便からの振替客ばかりでした。
マジェンタ空港からアンス・ヴァータ地区のあたりは
高級住宅地。18年前の話では日本円5-6000万円くらいで
プール付き一戸建ても買えた気がしますが、今は
日本円2-3億円レベルとか(;ﾟﾟ)　

私共はレイトチェックアウトをリクエストしていたため
この日深夜発の成田行き出発までの間、部屋を利用できます。
もし頼んでいなければ・・サイクロン明け猛暑の日に
日中ずっと外で過ごしたまま帰りのバスを待つことになったでしょう。

初日と同じラマダホテルで重い荷物を下ろし
バッグひとつで散策を。

徒歩5・6分でアンス・ヴァータのビーチです。
メトル島やカナール島も見ることが出来ます。

都会としては明るい海ですが、離島の海を真っ先に見た身には
入りたいと思える美しさではありません。
ましてサイクロン後で濁っているのでしょう。
透明度は地元九十九里浜以下に思えました。

アンスバタビーチ ビーチ

お金があるうちに揃えてみました（笑）
このあと入場料、お土産、食材等で小銭以外綺麗に使い切りました。

ラマダ ホテル アンド スイーツ ヌメア ホテル

以前、シャトーロワイヤルは地中海クラブだった所
1987年、1991年に訪問。
独特なおもてなし？　で楽しめる場所ではありました。
今はそれ以前の名前に戻って改装営業中です。

アンスバタビーチ ビーチ

散歩中、軽く食べたくて入ったお店はファストフードQuick。
イル・デ・パンでの野菜不足からやたらサラダが食べたい気分・・・

このお店、英語もまともに通じないので単語だけでもフランス語必須です。
メニュー英文あってもアイスの”チョコレート”は通じなく　
”ショコラ”と発音して初めて理解されました。
チーズふんだんなサラダも　Oceanがオーシャンでは通じず、オセァンと
言って初めてオーダー入る状態。豪州やNZの観光客も居そうな雰囲気でしたが
聞こえてくるのは全てフランス語。　日本人客もちろんゼロでした。

ジオ スイーツ

Quickのすぐとなりが水族館。こちらは日本人の方にも有名なようで
何組かの日本人のグループを見かけました。
18年ぶりに来たらかなり大きく改装されていました。

ニューカレドニア ラグーン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

カメ水槽が屋外に出来ていました。
みんな人懐っこくて可愛いです。

ニューカレドニア ラグーン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

手をつなげる気分（笑）カメさんご機嫌な様子です。

ニューカレドニア ラグーン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

イル・デ・パン、クトの海岸に居た魚と同じです。
解説が無かったですが、日本の”コトヒキ”イサキに似ています。

ニューカレドニア ラグーン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

この魚もクトに居ました。

ニューカレドニア ラグーン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ごびー・ど・おきなわ？　沖縄ハゼのフランス名でしょうか( ;^^)

ニューカレドニア ラグーン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

カメ水槽の裏側は展望台、シトロン湾方面が見渡せます。

ニューカレドニア ラグーン水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

水族館を出て、シトロン湾をゆっくり散策しつつ、ポール・プレザンスのショッピングセンターへ。　途中のマリーナには大量のクルーザーたち。

C.N.C ヨットハーバー 自然･景勝地

ポール・プレザンス、ショッピングセンター内のスーパー　”CASINO”で食材のお買い物。　夕食はせっかくのキッチン付きルームで安上がりにしましょう。

シトロン湾 ビーチ

荷物も重いのでバスに乗ることに。アンス・ヴァータ方面は2路線とも15分毎で便利です。

シトロン湾 ビーチ

4時半、風が気持ち良いです。

シトロン湾 ビーチ

バスをアンスヴァータのヒルトン前で下車。

【ヌメアのバス乗車について】
ヌーメアの路線バス。昔よりかなり良くなりました。
なんたって時刻表があるんですから！（笑）
以前はぼーっと板ッ切れの前で待って　「そのうち来るでしょ」
でしたが、ちゃんと書かれるようになりました。

市内路線バス乗車の際は、欧州のSNCF等の列車への乗車に近い支払い方式です。
まず運転士に現金210cfpを渡すと、カード型チケットを手渡されます。　
それを運転台横の刻印機に乗客が自分で通してパンチ。　
これで有効になるのが鉄道流。
フランス本土の鉄道は窓口で買った乗車券を
自分で使用開始日打刻をしなければ無効。　
もしうっかり打刻しないで列車に乗って検札来たら不正扱いになります。　
ヌメアのバスはそんな事はないですが、
本土からの旅人が多いため共通化したのでしょう。　
少なくとも18年前は現金を手渡しだけでした。

ホテルの部屋にて自炊開始・・と言っても盛り付けだけです。
フランス本土から冷蔵空輸のノヂシャ（Mâche）
地産のキャベツと人参のコールスロー。
パンはもちろんバゲット、これは75cfpと格安でした。

ラマダ ホテル アンド スイーツ ヌメア ホテル

キウィと洋梨はNZ産でしょうか。とにかくニューカレドニアは
生鮮食品の輸入率が高いです。
美味しそうなりんごを見たら　”FUJI”日本から空輸のふじでした。
無理もありません。気候的に育たないものは輸入です。
日本の倍くらいの価格なので遠慮しました。

ラマダ ホテル アンド スイーツ ヌメア ホテル

ドレッシング代わりにオニオンソースでちょっと濃厚に頂きました。
先程のパックで2名山盛り2回分です。満腹・・・

ラマダ ホテル アンド スイーツ ヌメア ホテル

結局お部屋のベッドは使わず。　最終日朝までイル・デ・パンに居ましたから仕方ありません。

ラマダ ホテル アンド スイーツ ヌメア ホテル

トントゥータ空港への出発は20：30過ぎ。　往路同様各ホテルを回るために
22：00過ぎ空港着。
拡張されて広くなりました。

ヌーメア=ラ トントゥータ国際空港 (NOU) 空港

チェックイン後はパシフィックフランの消費！？で各国からの観光客は売店に群がっています。　

ヌーメア=ラ トントゥータ国際空港 (NOU) 空港

出発は0：50。搭乗までの2階待合室も割とゆったりで静かでした。
完全な夜行便につき、離陸後軽食セットの袋が配られ
サンドイッチやフルーツゼリー等が入っています。

何度か目覚めたものの、5時間は眠れました。
到着1時間半ほど前に朝食が配られますが、しっかりした量。
味は微妙という口コミも読んだことがありますが
フランス風としては違和感なし。
チーズとハムはパンに挟むのが良しでした。

定刻5分前に成田到着。

登場者の8割位はトランジットでパリ行AF275便乗り継ぎ客です。
日本で入国審査・税関に並ぶ人数の少ないこと。
まったく待たず、飛行機を降りて15分後には
1F到着ロビーでバスを待てる程でした。

成田空港第1ターミナル 空港

【お土産】
お友達へは自然食系の日本に無さそうな瓶詰めとか
無難な食品にしました。

日本人経営のAQUAさん（ヒルトン）で
日本人会会長さんでもある店主さんと
ニューカレドニアの昔話しながらのお買い物も。
店主さんもまだいらしていない時代のニューカレを知っている人は
そんなに多くないのでしょうね。

原田知世さん主演の映画は撮影1984年、公開85年ですが
その頃は在住日本人は2桁だったそうです。

自分へのお土産は写真集2冊。
イル・デ・パンの歴史と地区ごとの文化と自然の本と
Air Caledonie創立60周年記念社史です。

重たかったーー（笑）