2017/05/04 - 2017/05/04
120位(同エリア734件中)
まみさん
撮影散策として動物園めぐりが多くなった最近、ここのところ馴染みの森林公園に行くのは埼玉こども動物自然公園とはしごして半日だけというのが定番になっていました。
でも、今年2017年のゴールデンウィーク中に、多少スロースタートになりましたが、ひさしぶりに1日ゆっくり森林公園で過ごすことにしました。
子どもの遊び場や水遊び場以外はいつも空いている森林公園ですが、ゴールデンウィーク2日目の本日5月4日は、行楽日和の上、無料開園日だったので、その賑わいは、同じところかと目を疑うほどでした(大げさ?)。
でも、やはりそこは森林公園。
広大で、見どころの花畑も広く、何ヶ所かに点在しているため、中に入っていくほど人混みは減り、時間に追われないおかげで、のんびり撮影散策ができました。
それに、4月後半から晴天続きで、気温が高い日も続いたためか、いつもなら時期がずれるいくつもの見どころの見頃が、このゴールデンウィーク中にちょうど重なっていました!
1日ゆっくり過ごすことにした甲斐があったというものです。
具体的には、西口広場のネモフィラは見頃真っ盛り、紅黄樹園のシラーは、2か所あるうち手前はピーク過ぎていましたが、奥の群生はまだまだ見頃でした。
林間のルビナスは、もしかしたらこれからもう少し花が成長するかもしれませんが、去年よりも早く最盛期を迎えました。
運動広場にも新登場したルピナスやリナリア花畑も見頃でした。
そして、運動広場のアイスランドポピーの見頃にも間に合いました!
近くでよく見たり、特定の一群にズームして撮ろうとすると、花びらが散ったあまり絵にならない花や下草も目立ったのですが、花畑全体で見ると、腐るぎりぎり前の熟し切って一番甘い時期の果実のように、これまで見たことがないくらいすばらしいポピーじゅうたんが見られました。
久しぶりに1日ゆっくり過ごした2017年ゴールデンウイークの森林公園の旅行記は、前後編の2本に分けました。
前編のこちらの旅行記では、先に挙げた花畑の写真を中心に、園内あちこちで見られたヤマツツジと新緑や、西口広場の賑わいから中央口などの写真も含めました。
都市緑化植物園周辺を除き、ひととおりのコースを追う形となっています。
ただ、本日ゆっくり過ごすつもりだったとはいえ、最初のネモフィラ花畑でゆっくりしすぎて1時間もかけてしまうなど、私はあいかわらず時間配分が下手だったので、久しぶりに行こうと思っていた野草コースは行きそびれました。
もっとも、本日は日没まで雲一つないぎらぎら晴天だったおかげで、夕方と言ってよい時間に到着した運動広場のポピーやルピナス花畑でも、さんさんと日が差して明るかったのは本当に幸いでした。
ただし、ルピナスとポピー花畑の間は森林の影が差してしまっていたので、コラボ写真は無理でした。
<2017年のゴールデンウィークの地元埼玉めぐりの旅行記のシリーズ構成>
□(1)智光山公園こども動物園:GW中の県道の渋滞と駐車場を甘くみて車で向かったけど、コツメカワウソ親子のむしゃむしゃタイムに間に合った!&羊の毛刈りでポポちゃんお疲れさま
■(2)森林公園のお花畑編:西口広場の絶好調のネモフィラから早くも見頃を迎えたルピナスと見頃ぎりぎりのびっしりポピーまで
□(3)森林公園の都市緑化植物園編:思った以上に素敵だった江戸さくらそう展から春と初夏の花で輝くハーブガーデンと途中までのボーダーガーデン
□(4)埼玉こども動物自然公園:ダメ元でラッキー続き!~意外に顔が見られたコアラとレッサーパンダたちやワオギツネザルとヒメマーラの赤ちゃんやお外プーズーの赤ちゃんや羽根を広げた孔雀も!~ただし貴重な不定期のレッサーパンダのおはなしイベントを逃す
□(5)東松山ぼたん園:夕方でもたっぷりの日差しの下でさんさんと輝くぼたんたち
森林公園の公式サイト
http://www.shinrinkoen.jp/
<タイムメモ>
09:45 家を出る
10:40頃 森林公園駅に到着
10:45 森林公園駅発の国際十王バス臨時増発便に乗車
10:50 森林公園に西口から入園(入園無料日)
11:05-12:05 西口広場のネモフィラ
12:25-13:05 紅黄葉樹園のシラー&ひと休み
13:10-13:45 林間のルピナス
13:55-14:25 都市緑化植物園と江戸さくらそう展
14:25-15:00 ハーブガーデン
15:00-15:10 ボーダーガーデン途中まで
15:10-15:25 ひと休み
16:00頃 中央口通過
16:15-16:50 運動広場のルピナスとポピー花畑
17:15 森林公園を南口から出る(閉園時間17:00)
17:25 森林公園南口発の臨時便に乗車
(通常の南口発の川越観光バスの最終便は17:10)
17:35頃 森林公園駅に到着(渋滞道路迂回)
17:47 森林公園駅から池袋行きの東武東上線に乗車
18:20頃 帰宅
※これまでの森林公園の旅行記の目次を作成しました。随時更新中。
「花と自然紀行~武蔵丘陵 森林公園~目次」
http://4travel.jp/travelogue/10866790
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
少しスロースタートで10時45分に森林公園西口に到着
森林公園の開園時間は9時半です。
本日は動物園とはしごせず、森林公園だけで過ごすことにしたので、ちょっと油断して家を出るのが少し遅くなりました。
本日は5月4日で、みどりの日にちなんで、森林公園は無料開園日。
来園者が多いのを見越して、森林公園駅からのバスは、南口に直行する川越観光バスも、西口を経由する国際十王バスも、どちらも増発されていました。 -
チケットを買わずに西口から入園
いつも空いている森林公園ですが、さすがに本日は、同じところとは思えない賑わいでした。 -
本日の私の荷物
左肩と腕の痛みがまだ治りかけなので、このゴールデンウイーク中の撮影散策は、本日の森林公園を含め、リハビリ散策のつもりでもありました。
というか、ゴールデンウィーク中に混雑するとわかっているところへ、キャスター付きのリュックごろごろはやめた方がよいと思ったのです。
荷物を入れるのに、いつもの普通のリュックを復活させましたが、近場ということもあり、中身は極力減らしました。
カメラ機材を入れるのに、いつもの大型ショルダーバッグはまだやめておいて、ウエストポーチ・タイプのみとし、交換レンズは、行き帰りはリュックに入れました。
ただし、撮影散策中、交換レンズを背中のリュックからいちいち出すのは面倒ですし、面倒だと交換しなくなるので、小さな布のバッグを持参し、そこに交換レンズを入れておくことにしました。
レンズは、広角18-270mmの広角ズームレンズ、10-22mmの超広角ズームレンズ、55mmの単焦点のマクロレンズの3本持参しました。
だいたい広角ズームレンズですむと思いますが、花だからマクロレンズで撮りたくなると思うし、花畑や森林の新緑は、びよーんと広く超広角で撮りたくなると思ったからです。
一眼レフ本体は、花撮影散策の場合、動物園のよりは落ち着いてレンズ交換ができるので、1台だけにしておきました。いつもの大型ショルダーバッグをやめたので、2台持ちは厳しかったせいもあります。
(動物園散策、特に遠征の場合はたいてい、予備も兼ねて2台の一眼レフ本体を持参し、それぞれに広角ズームレンズと望遠レンズを装着しておき、レンズ交換をしないですませているのです。)
あと、コンデジPowerShotも持参しています。 -
西口広場で本日の入園の記念撮影
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ピノキオがいる花壇も晴天の春は一層華やか
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西口広場の賑わいに
こんなににぎわっている森林公園はめったに見ることがありません。 -
スーパーボールすくいとか、まるでお祭り@
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そんな西口広場の花畑は……
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ネモフィラの見頃に間に合った!
花畑は3本のレンズで撮りました。
だいたいは18-270mmの広角ズーレンズを使いましたが、時々10-22mmの超広角レンズや55mmの単焦点マクロレンズでもチャレンジしました。
ちなみに、私の一眼レフはEOSシリーズでAPS-Cサイズです。 -
一面の仲間を見渡すネモフィラのグルーブと・その1
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一面の仲間を見渡すネモフィラのグルーブと・その2
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イチオシ
アクアマリンの世界
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たくさんの水玉のように
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ネモフィラの花の丘を超広角レンズで見渡す
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西口広場の常にない賑わいを超広角レンズでとらえてみる
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ネモフィラの丘の前を移動しながら
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少し緑まじりなのが自然な野原のよう
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もこもこに咲いているネモフィラ
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イチオシ
うっすら雲がたちこめていた空を見上げて
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マクロレンズで見たネモフィラの花の世界
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花芯のおしべが個性を作る
シンプルな花ですが、全く同じ花はありません。 -
おしべとめしべにとっては小さな天国
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私を見て!
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私たちを見て!
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見ているだけでも楽しくなるネモフィラの咲きっぷり@
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ネモフィラとその向こうの西口広場の賑わい
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ゆるやかな丘になっているところがますますいい
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森林にゆるく囲まれたネモフィラの丘と西口広場
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彼方の青い山影を見やりながら
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ネモフィラ花畑の恋人たち
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光に透けて、とけてしまいそう
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ところどころに白のネモフィラ
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さらに時々、パープルのネモフィラ
ネモフィラの写真をいいかんじに撮るのはとても難しくて、いろいろ試行錯誤をしていたら、あっという間に1時間たってしまいました(苦笑)。
ネモフィラ花畑がすばらしかったから、うっりと鑑賞している時間もありましたが、いい写真を撮ろうと思ったら、時間はいくらあっても足りないくらいでした。
でも、こんなペースでいたら本日の目当てが回りきれなくなってしまうので、その後はもっと時間配分に気を配るようにしました。 -
ほんのりヤマツツジに彩られた旧鎌倉街道を行く
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森林の中のヤマツツジ
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新緑の中で光るヤマツツジ
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イチョウの緑が美しい紅黄葉樹園に到着
ここでの目当ては……。 -
おわりかけのシラー・カンパニュラータ
手前のシラー花畑はピークを過ぎていました。 -
上の方はまだ見頃なつり鐘状の花がいくつもあって
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イチオシ
つり鐘状の花は下から覗きたくなる
液晶画面がバリアングルなので、頑張ってみました。
表紙候補でした。 -
イチオシ
シラーとたんぽぽ
奥の方の群生は、まだなんとか見頃でした。 -
木陰に集まるシラーたち
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奥の群生はこんな風に自然なかんじ
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空を見上げると……
超広角レンズならではの構図です。 -
新緑で輝く紅黄葉樹園を後にして
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公園・庭園樹見本園の林間のルピナス花畑に到着
去年2016年の今頃は、この時期はまだまだでしたが、今年はもうずいぶん咲きそろっているようでした。 -
サボテンのような花っぱの中からニョキニョキ
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緑の海の中のルピナス・その1
晴天ゆえに、日向と日陰のコントラストがきつくて、フレーミングしづらかったです。 -
緑の海の中のルピナス・その2
日が差しているところだけ注目するように撮ってみました。 -
スポットライトを浴びたルピナスたち
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おもしろい形の妖精たちがたくさんいる世界
今度は、10-22mmの超広角ズームレンズで、できるだけ超広角で撮ってみました。 -
今年もなかなかの咲きっぷり
過去に、暑すぎてルピナスがうまく咲きそろわなかった年も見ているので、この咲きっぷりは日本ではなかなか大変なことをなんとなく理解しています。 -
日陰で涼しそうに咲くルピナスたち
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新緑の中のルピナス花畑・その1
超広角レンズで林の上の方までフレーミングできました。 -
新緑の中のルピナス花畑・その2
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新緑の中のルピナス花畑・その3
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花畑に差す影を模様ととらえながら
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ピンクと白の2色使いの花に注目
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日向で飛び跳ねるように咲くルピナスと
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日陰で休むルピナス
太陽の位置が変われば、日向と日陰は交代することでしょう。 -
お隣の草地にリナリア
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ルピナスに負けずにいろんな色があるリナリア
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ピークを過ぎたチューリップも自然に混ざり
ちなみに、今年2017年は奥の方にチューリップ花畑があったようです。
チューリップとルピナスと同時に植えられないので、少し規模が小さくなってもチューリップ花畑を再現させたようです。
ルピナス花畑の隣の草地にチューリップがあったのは、そのせいもあるかもしれません。 -
ゆったりとルピナス花を眺めながら
ここからしばらくホワイトバランスを曇りモードにして撮ってみました。 -
森林浴を味わって
まだまだ花は増えて、伸びそうでした。 -
花畑の中の散策路もいいかんじ
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イチオシ
お気に入りの構図で
表紙候補でした。 -
ルピナス花畑のある公園・庭園樹見本園を後にする
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カエデ園の新緑とヤマツツジ
公園・庭園樹見本園側のカエデ園の入口のところです。 -
ヤマツツジの複雑な広がりが気に入って
カエデ園のヤマツツジも穴場なのですが、今回は時間が足らなくなたので、寄りませんでした。
ここで都市緑化植物園に到着し、江戸さくらそう展やハーブガーデンを回ったのですが、その写真は後編の旅行記「ゴールデンウィークは地元埼玉で過ごそう!(3)森林公園の都市緑化植物園編:思った以上に素敵だった江戸さくらそう展から春と初夏の花で輝くハーブガーデンと途中までのボーダーガーデン」にて。 -
中央口広場近くの山田大沼
15時を過ぎてしまったので、足早に運動広場のポピー花畑に向かっている途中。 -
天気がよいと、なにげない景色もすべて輝いて見える
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16時頃に中央口を通過
ポピー花畑はまだまだ先です。 -
中央口広場の花壇と噴水のある景色
雲ひとつない晴天だったので、この時間でも十分な日差しがあって幸いでした。 -
春の花壇の中の小さな楽隊
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イチオシ
16時15分に運動広場のポピー花畑の前に到着!
一部、日陰となっているところがありましたが、まだ日が差していて明るくて幸いでした!
そして思った以上にポピーがびっしり咲いて、見頃でした! -
向かって左手の奥の方はルピナス花畑
こちらも見頃でした!
ヤマツツジと一緒に撮りました。 -
奥まで続くルピナス花畑
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超広角で捉え甲斐があったルピナス花畑
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1つ1つのルピナスの花に注目してみる
こうして見る限り、5月4日現在、見頃はじめってかんじでした。 -
ルピナスたちが、いまにも踊り出しそう@
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太陽の光を受けて輝くルピナス
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ルピナス三人娘
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ルピナスのグラデーション
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ぎっしりルピナス、ばんざーい!
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そして、ポピーの海原へ
ちょっと残念だったのは、ポピーとルピナスの間に影が差し、両方の花畑をコラボで撮るのは難しかったことです。 -
花畑の中の散策路がアクセントになって
ただ、夕方だったおけがで、散策する人がぐっと少なくて、あまり人が中に入らない写真は撮りやすかったです。 -
彼方のポンポコマウンテンまでポピーの流れが続く・その1
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イチオシ
彼方のポンポコマウンテンまでポピーの流れが続く・その2
いわばトランポリンである人気の遊具のポンポコマウンテンの周りの賑わいに比べると、花畑を見て回る人はまばらでした。 -
リナリア花畑もカラフルで可愛らしくて
ここはすっかり日陰になってしまっていたのは残念でした。
やはりもっと時間配分を考えて回るべきでした。 -
風にゆれるリナリア
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すばらしきポピーの渓流
ピーク過ぎ寸前の見頃ぎりぎりで、花びらが落ちた花も混ざっていたのですが、こうして見る限り、あんまり目立ちませんでした。 -
オレンジや白や黄色の花がさえずる
ただ、1つ1つの花を撮ろうとすると、花びらが落ちた花が目立たない箇所はそんなに見つけられなくて。 -
沈む太陽の輝きを受けて
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おしべがぎっしりあるのに花びらが先に落ちた子もいる
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イチオシ
風とたわむれながら
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歩いてきたポピーの海をふりかえる
彼方に小さくヤマツツジが見えますが、あのあたりはルピナス花畑だったところです。
その間に木々の影が差してしまったので、ルピナスとポピー花畑のコラボ写真は撮れませんでした。 -
ポピー花畑を見下ろす丘ととに
あそこはいまの時期、アヤメが咲いていたものですが、もう終わってしまったのでしょうか。 -
今後の花畑のリレーも楽しみ!
今年2017年もアイスランドポピーのあとは、シャーレーポピーでしょうか。
そしてその後の秋は何の花畑になるのかな。 -
イチオシ
記念撮影スポット越しにポピー花畑を眺める
このあと南口まで移動して、南口から森林公園を出ました。
時間に余裕があれば、野草コースも廻りたかったのですが、それどころではなく、閉園時間までに南口にたどりつけず、ちょっと過ぎてしまいました。
というわけで、この森林公園前編の旅行記に入れなかった都市緑化植物園とその周辺の写真は、後編の旅行記「ゴールデンウィークは地元埼玉で過ごそう!(3)森林公園の都市緑化植物園編:思った以上に素敵だった江戸さくらそう展から春と初夏の花で輝くハーブガーデンと途中までのボーダーガーデン」にて。
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