２０１１年夏のヨーロッパ⑬・モトヴン編

2011/08/12 - 2011/08/13

夫と夫の友達らと４人でヨーロッパを旅してきました。取れる休みの期間が各自で違うので、現地集合、時には現地解散なんてこともあり。とにかく勝手気ままな２週間でした。予定を練るにあたって様々なＨＰやブログなど参考させていただきました。７、８年前のヨーロッパ旅行では最大の味方が「地球の歩き方」だけだったことを考えると、本当にありがたかったです。デジタル技術の進歩も日進月歩。いまやパソコン片手に自由に海外を歩ける時代。自分の足で歩いた現地情報など、今後ヨーロッパ方面へ行かれる方々に何かしらお役に立てそうなネタも加えつつ、今回の旅日記を記録しておきたいと思います。クロアチア滞在の最後に出会えた天空の町、信じられないほど美しく佇むモトヴンの滞在記です。

エリア その他の都市(クロアチア)

ポレチュを発って、田舎の農場やワイナリーなどを訪ねました。どこかいい今夜の宿に巡り会えないかなぁ～

「何あれ？！」「かっこいい！」と、突如現れた光景にメンバー達もビックリ。ガイドブックをすぐさま繰って、その正体を突き止めました。モトヴンという葡萄畑に囲まれた小さな集落のようです。

天空に浮かぶお城のよう

モトヴンに実際に行ってみました
山の中腹当たりで、許可のない車両は通行が規制されています。パーキングに車を停めて、山頂までは徒歩で。

１３世紀に造られた姿がそのまま残る町。石畳にも味がある。

先ほど見た、山の頂上に向かっています。空に向かって歩いているみたい！

いつまでも眺めていたいほどの景色。圧倒されていたら、あっと言う間に山頂付近まで来ました。

は～、すごい場所だなぁ。クロアチア恐るべし！

ロケーション最高の絶景カフェだ

たくさんの人が、山のバカンスを楽しんでいました

頂上にそびえる「聖ステバノ教会」はモトヴンの象徴

まるでおとぎ話に出てくる塔そのもの（笑）

教会の目の前にある観光案内所で、宿泊施設について尋ねてみました

スタッフのマリアさんが親身になってくれました。いくつかある候補の中から、オススメの部屋に案内してくれるそう。

結果的に、ひとつ目に連れて行ってもらった、このピンクの壁がかわいらしいＢ＆Ｂに決めました！

お部屋も広くて素敵だけど・・・

このお部屋からの絶景に一目惚れしました！

時間は午後７時頃。ちょうどサンセットが見られるロケーションです。

ピンクの壁がかわいいＢ＆Ｂには「for sale」売り物の看板が出ていました

共同テラスからのこの景色、素晴らしすぎです！

出入口入ってすぐのロビーはこんな感じ。右奥が朝食会場になってるレストランです。

建物の前にじっと佇んでいた、ｓｏｂｅ常駐のネコちゃん

何度見ても素晴らしい景色

入口のこちらの立派な門も、１３世紀に造られたもの

モトヴンいいなぁ。願わくば、しばらく滞在したい。

２０時、いよいよサンセットタイム。

メンバー達も集まってきました。さっきまでたくさんいた観光客、夜は別の場所に引き揚げたのかな？町中がひっそりと静かでした。

美しいサンセット。どこで見ても感動するけど、ここは本当に格別でした。

２０１１年８月１２日の太陽はすっかり沈んでしまった。さて、ディナーへ出掛けましょう♪

ディナーの前に、ショップでクロアチアワインのお買い物

家族でワイナリー経営をしているというお姉さん「どんどん試飲してね！」

ディナータイム
地元食材をふんだんに使用しているお料理が人気の「モンド」

モトヴンに辿り着いた幸運に、クロアチア産の白ワインで乾杯～！

高級食材トリュフがたっぷり入ったペーストは、パンと共に付き出しとして

このきのこのポタージュスープが濃厚で濃厚で・・・美味しさにふるえました！

新鮮な野菜は、上質のチーズとお塩で

モトヴンは有名なトリュフの産地。濃厚なチーズソースの、自家製ラビオリにもトリュフ祭だ～

こちらはトリュフのステーキだそう。こんな贅沢な食事体験は一生に一度かも！

牛ステーキにもトリュフ。もう贅沢すぎて何が何だか（笑）

レストランからお宿まで徒歩１分の距離も、その１０倍以上かけてのんびり散歩。夜のモトヴンもいいね！

おはようございます
お部屋の窓から、モトヴンの朝です

朝の散歩へ。１３世紀にタイムスリップ。

古い町にも、ごく当たり前の日常があるんだ

お、早朝からマウンテンバイクでモトヴンにやってきた人達。上り坂、お疲れさまですー！

ｓｏｂｅ常駐ネコちゃんは、今日ももちろんここにいました

すっかり遅くなってしまった朝ご飯タイム
焼きたてのクロワッサンが並ぶ食堂からも、もちろん素晴らしい景色が一望できました

チョコレートが練り込まれたクロワッサン、チーズ・ハム・コーヒーにミルク・・・幸せです～

今朝がついにクロアチア最後の朝食になるのだ（涙）

展望台にいたｂｏｙｓを、お部屋の窓からパチリ！激写（笑）

ネット環境バッチリなので、久しぶりにブログの更新。友達からのコメントにも「元気だよ～」などと返信。

クロアチア最後の夜を、本当に素敵な場所でステイすることができました

チェックアウトまで、まだ時間があるので再び町歩き

山頂にある城壁を、ぐるり一周ひとまわり

何とも清々しい空気。オリーブ畑の緑も濃い。

オレンジで統一された屋根の色が、より一層美しく見えます

どこまでも続く葡萄畑とオリーブ畑。オリーブオイルを買って帰ろう！

山のバカンスには最高の環境。こんなところで何週間ものんびりしたら、日常に戻れなくなりそう（笑）

アートのお土産屋さん

中に入るとＩ氏発見。私も、モトヴンの遠景が描かれたデッサンを購入。２０ｃｍ四方の中サイズで２５００円ほどでした。いい記念になります。

また是非ゆっくり訪れたいな～

飼い主と一緒にバカンス中のワンコもお散歩タイム

昨夜、アメージング体験をしたレストラン「モンド」です

昨日のワインショップに、再び戻って来ました。メンバー、どっさりとお土産を購入。

家族経営のお店で、昨夜お会いした女性オーナーの弟さん。今朝掘ったばかりというトリュフを見せてくれました。めちゃめちゃいい香り～！

ガタガタの石畳で、スーツケースが重いよぉ～

さて、クロアチアを出国します。地元のお兄さんに、イタリア・トリエステまでの抜け道を伝授してもらっています。

運転手のＩ氏、今日も１日運転よろしくお願いします(^^)

車ようやく一台が通行できる、モトヴンで唯一の道

さすが地元の人が使う道なので、想定していたより早くイタリアに帰ることができました

国境ゲートを越えます。そろそろパスポートの準備。

お世話になったメルセデスとも今日でさよなら。びゅーんと加速が静かで快適、くねくねした道でも車酔いは一切しなかった。さすがドイツが誇る名ブランド！
車を返却したら、この旅行最後のステイ先ベネチア本島へ向かいます。