2017/05/03 - 2017/05/03
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風 魔さん
ゴールデンウイークの連休には全く関係のない「Sunday毎日」の小生ですが、やはり人並みに何処かへ行こうと思っていたところ、小学校から高校までの友人から「沼津御用邸近くの喫茶店で絵画展を開催する」、とのお誘いを受けたのでドライブをかねて出掛けました。
本日は快晴、適温の五月晴れで国道一号線を東に向かい富士川を越えて、千本松原~沼津港~沼津御用邸と1時間半ほどのドライブで現地に到着しました。以前より中伊豆方面へのドライブには、国道414号線に面した御用邸の沿道を通りましたが、今回がはじめての訪問でした。
連休中にもかかわらず交通渋滞もなく順調にドライブして、今は「沼津市の記念公園」としての御用邸の広い庭園内の施設を見学して下香貫の海岸に面する園内を散策しました。
その後、御用邸の正門から遊歩道を歩いて絵画が展示されている喫茶店・「珈舎」でコーヒー&ケーキを楽しみました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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駐車場から松林の中を歩いて正門へ行く。
駐車場は、6ヵ所ありすべて無料です。 -
新緑の木々が爽やかです。
2016年(平成28年)10月には、 「旧沼津御用邸苑地」の名称で国の名勝に指定されました。 -
沼津御用邸記念公園は、下香貫にある「牛臥海岸」に面しています。
沼津御用邸は、明治期から昭和中期まで皇族方に利用されていた御用邸です。
1893年(明治26年)7月、大正天皇(当時は皇太子)の静養のため、静岡県駿東郡静浦村(現・沼津市)の島郷御料林内に造営されたましたが、1969年(昭和44年)に廃止され、現在は「沼津御用邸記念公園」となっています。 -
正門には、日章旗が飾られています。
警備の人は、明治時代の軍服のようなものを着用して警備ボックスの横に立ち来園者を迎え、来園者との記念撮影には、敬礼して快く応じてくれます。 -
右手の受付棟付近は、閑散としていました。
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記念公園にはメインの建物として「東~西附属邸」があり、その間に庭園があります。
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皇室の眞子内親王お印の花 ⇒ 「木香薔薇」(モッコウバラ)。
「木香薔薇」は、常緑つる性低木で、枝には棘がないため扱いやすい。花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせる。開花期は初夏で一期性。黄花の一重や白花には芳香はある。(ウィキぺデイアの解説) -
園内から、入り口方面を振り返る。
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園内には広い遊歩道があり、自由に散策できます。
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日本家屋造りの「西附属邸・御殿」。
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蘇鉄の樹。
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来園入り口から西附属邸を見学して、庭園内の喫茶・休憩処~歴史民俗資料館~東附属邸と自由に歩いて行けます。
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休憩用のベンチ。
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独特の文様ある竹を編んだ「沼津垣」。
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お休み処「主馬」。
後ほど、ランチのため再び訪れました。 -
連絡橋の下の遊歩道。
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歩いて海岸線に到ります。
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赤い日よけ傘。
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堤防の向こうは「牛臥海岸」です。
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案内板は、高齢者にやさしく大きな活字体で書かれています。
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色んな書体文字展。
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昔の民家のように二方をガラス窓に囲まれた、歴史を感じる建物。
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新緑の植栽の小道を散策する。
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植栽は、よく手入れされています。
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公園の外から、御用邸の塀沿いに散策する。
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東附属邸方面へ歩いて行く。
白い警備ボックスが、二ヵ所設置されています。 -
趣きのある門構え。
皇族方が、御用邸をご訪問の際に車または馬車でこの門から入場されたと思われます。 -
その昔は、皇族方が東海道本線・沼津駅より馬車または自動車で御用邸を訪問する際には、狩野川に架かる橋を通過されたので「御成橋」と呼ばれ今でもあります。
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友人の絵画展の喫茶店を目指して、15分ほど歩いて行く。
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小道の奥が、絵画展の「喫茶・珈舎」です。
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「喫茶・珈舎」の建物。
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「珈舎」の入り口。
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水鉢には、白いメダカが泳いでいました。
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葉陰に小さな人形が…
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店内は落ち着いたデザインでした。
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友人の描いた絵は、風景画が主体です。
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木漏れ日の「秩父宮記念公園」(御殿場)。
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晩秋の「青木ヶ原樹海」(富士河口湖村)。
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初夏の「大岡公園」(沼津)。
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清流の「源兵衛川」(三島)。
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遠くに富士山を望む「沼津港」(沼津)。
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紅梅と白梅の「梅園」(裾野)。
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「安曇野」の点景(信州)。
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「白駒池」の静かな湖畔(八ヶ岳)。
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少し積雪の富士山頂が見えました。
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鯉のぼりが、五月の薫風に舞う。
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再び訪れた、お休み処「主馬」にてランチ。
「主馬」(しゅめ)の由来は、旧宮内省で馬事、馬具を司る「主馬署」から名付けられたものです。 -
厩舎を改修した建物です。
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店内に飾られた、古い型の電車の絵。
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喫茶・「主馬」の内部は、厩舎の造りです。
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以前は宮内庁の飼育していた馬が、厩舎内に一頭づつ繋がれていました。
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しかし今では、来園者の食事用テーブルです。
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昼食は、一番人気の「カモつくねつけ蕎麦」を楽しむ。
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宮内庁管理のカモ御料場で育成されているカモと、想いを寄せて有り難く召しいただきました。
(あくまでも、個人的な感想です) -
さらに、庭園の奥へと進む。
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園内には四季折々の花々が植栽されていますが、今はアジサイの花(5~6月開花)の時季です。
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全く人影のない「沼津民俗資料館」。
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いにしえの「沼津の民の暮らしの歴史」や生活の道具、資料などを展示。
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風にそよぐ竹が爽やかです!
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館内には、沼津の漁業や農業に関するものが展示中。
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沼津港の名産のアジの開きの製造工程。
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遠くに富士山を望む、内浦湾の風景。
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漁業に使用する漁具。
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実際に行われた「追い込み漁」。
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「追い込み漁」とは ⇒
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⇒ 魚の群れを湾内に追い込み、一網打尽に獲る漁法です。
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昔の生活用品の展示。
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和室のちゃぶ台(食卓)。
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炭火を使用したアイロン。
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ご飯を炊く釜土。
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氷の冷蔵庫。
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藤棚の道。
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鮮やかな藤色。
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藤棚の下を歩くと、藤の花がかすかに香る。
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藤の花は、咲き始めの白から紫色に変化する。
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浦島草とは … 何ぞや ?
不老・不死の浦島太郎伝説にあやかり ⇒
正岡子規作 :「まくらもと、浦島草を活けにけり」 -
木の根元に咲く浦島草。
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見過ごしそうな地味な花。
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沼津垣の工房。
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この竹材を加工して、沼津垣を仕上げます。
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裏手の作業場で、竹を加工して沼津垣を完成する。
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「牛臥海岸」の見える方へ歩いて行く。
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鯉のぼりに季節を感じる。
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サツキの花。
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遊歩道のデザインがオシャレです!
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「牛臥海岸」にある東屋。
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牛臥山から遠く大瀬崎まで見渡す奥駿河湾の眺め。
牛臥山の北側は、狩野川の河口から沼津港に到ります。
天皇陛下が皇太子時代に、この海岸で水泳をされた由緒ある海辺です。 -
ハマユウの葉。
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ツワブキの葉。
松の木は、海岸から吹き付けるつよい西風のため一方向に傾いていました。 -
本日は、連休中の人混みの俗化した観光地の訪問より心が癒される体験でした。
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「西附属邸」を裏側から眺める。
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以前には皇族の方々が当邸へしばしばご訪問され、沼津市民の文化的な面の向上に大いに恩恵を受けました。
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園内を一巡して、正門入り口へ戻る。
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正面入り口へ戻り、再び木香薔薇と蘇鉄の樹を眺める。
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ご来園口の外にある「根上がりの松」。
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稲荷社の赤い鳥居。
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松林を通り抜けて、駐車場へ戻ります。
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富士山を望む景色には、ホッとします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- あーななちゃんさん 2017/05/13 22:00:27
- 沼津御用邸
- 風魔さん こちらにもおじゃましています♪
沼津御用邸は、伊豆に向かう際の渋滞登竜門という印象があります。御用邸が近づくと、あのあたりではいつも渋滞していて、土肥・戸田につくまでにくたびれてしまった思い出があります。
松林がキレイなんですよね。
懐かしいな。
お友達の方が絵を描かれるなんて、ステキですね。私も誰かの心を動かすような、なにかを身に付けたいわ。
あーなな。
- 風 魔さん からの返信 2017/05/14 11:39:03
- RE: 沼津御用邸
- > 風魔さん こちらにもおじゃましています♪
> 沼津御用邸は、伊豆に向かう際の渋滞登竜門という印象があります。御用邸が近づくと、あのあたりではいつも渋滞していて、土肥・戸田につくまでにくたびれてしまった思い出があります。
> 松林がキレイなんですよね。
> 懐かしいな。
> お友達の方が絵を描かれるなんて、ステキですね。私も誰かの心を動かすような、なにかを身に付けたいわ。
あーななさん
こんにちは〜
たびたびのコメント、ありがとうございます。
私も中伊豆方面へのドライブで御用邸の前の沿道をよく通過しましたが、今回が初めての訪問でした。確かに以前はドライブで夏休み時期は国道が狭い一本道しかないので、大渋滞のため通り抜けるだけで1時間以上かかりました。お得な裏道情報は、沼津港から狩野川の橋を渡り初めての信号を右折して行くと御用邸へ渋滞が少ないです!
しかし、カーフェリーで田子の浦港から土肥まで行く航路がありましたが、廃止された後に清水港からの駿河湾フェリー(清水⇒土肥間)に切り替わりました。
沼津御用邸は静かで落ち着いた庭園があり、四季の花々を眺めて散策するには絶好の場所です!
小学校から高校まで同窓のО君とは、小さい頃は戦闘機や軍艦、近未来の乗り物を描いては遊んだ仲ですが、リタイアしてから絵の才能に目覚め信州の安曇野で個展を開催するまでになりました。
私は雑学だけが、興味の対象で旅行に行き見聞を広めています!
またの訪問と情報交換を!
風 魔
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